糖質制限をしてランニングの持久力が向上したと錯覚する理由

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糖質制限を始めてランニングのタイムが上がったり長く走れるようになったという話しをよく耳にします。

僕も糖質制限をして、1カ月ほどでそれまで停滞していたタイムが向上したり長い距離を走れるようになりました。当時の僕は糖質制限に持久力を向上させる効果もあるのかと喜んだものでした。

糖質制限で速く長く走れるようになる理由

過去の記事にも書きましたが、糖質制限すると1〜2週間に3~5キロも体重が落ちることがあります。しかし、これは脂肪が燃焼するよりも水分が体から排出されるのがほとんどです。

既に昨日の記事でからくりの答えを書いてしまっているのですが、糖質制限で経験した特融の症状について書きたいと思います、 糖質制限を始める...

体重が軽くなれば、ランニングで使うエネルギーは少なくすむわけですから、タイムが上がるのは当たり前です。また、以前と同じスピードなら距離を伸ばすこともできるでしょう。

一説には1kg軽くなるとフルマラソンで3分タイムが短縮できるとか、1km走る分のタイムが短縮できるとか言われています。

以上のように、糖質制限を始めて暫らくの間は、タイムを短縮することは可能でしょう。かつての僕もそうでしたから・・・。

いずれ体重減のメリットは相殺される

体重を減らして速く走る。これはタイムアップを図る上で重要なことです。しかし、体重を減らたからといって持久力が向上した訳ではありません。

僕が糖質制限を2年続けてやめてしまった理由の一つにはランニングのパフォーマンスが上がらなくなったからです。

今の僕のラン仲間の中には糖質制限している人は一人もいないのですが、偶に「糖質制限ってどうなのよ?」と質問されることがあります。 まぁ、...

最初は体重が減って、タイムアップが図れるかもしれませんが、糖質不足はLT値(乳酸性作業閾値)付近の高強度のランニングでパフォーマンス低下を招いてしまいます。

ランニングを始めた初心者ならLT値(乳酸性作業閾値)でのトレーニングはあまり意識する必要ありませんが、速く走れるようになればなるほど、この領域を伸ばして走れるようにならなければ、タイムアップすることはできません。

つまりランニングのパフォーマンスを向上させるためには、それだけ糖質は重要ということなのです。

最後に

ランナーにとって、体重を落とすことはとても重要です。しかし手っ取り早く糖質制限で体重を落とすことに成功しても、それほど大きなタイムアップは図れませんでした。

そして、難しいのは体重を落とせば落とすほど体力が落ちてしまうということです。

体重を落としつつも体力を維持するためには、糖質を摂りつつ高タンパクな食事を心がけることです。しかし高タンパクを意識しすぎて、糖質をカットしてしまうのは本末転倒です。

そこで、活用したいのがプロテインです。プロテインを補助食として摂るとこによって低カロリーで高タンパクを維持しつつ、きちんと糖質を摂ることが可能になります。

僕は1年以上前から毎食プロテインを摂取しています。理由は走るためです。走る以外にも筋トレも取り入れてボディメイクを始めたというのもあります...

僕は糖質:たんぱく質:脂質のカロリーの割合は5:3:2程です。

ちなみに僕はこのプロテインを愛用しています。コスパは最高です!

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