上達に伸び悩むスキーヤーがやってはいけないこと5選

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はじめに

間違った考え方や行動によってスキーがなかなか上達しないベテランスキーヤーが私の周りに結構います(殆どと言っていいかも)。

そんなスキーヤーに共通することを「やってはいけないこと」をまとめてみました。

1.シーズン初めに過去の滑走感覚を取り戻そうとする

スキーシーズンが始まると少しでも忘れかけていた過去の滑走感覚を躍起になって取り戻そうとするスキーヤーが多いのではないかと思います。

考えて欲しいのは過去の滑りが正しい滑り方なのかどうかです。

つまり、

上達が何シーズンも頭打ちになってしまった=根本が間違った滑り方をしてきた

のであれば、過去の滑りを取り戻してしまうと、また今シーズンも上達はできません。

シーズン初めは生まれ変わるチャンスです。

2.レッスン受講後に好き勝手に滑ってしまう

当たり前ですが、出来ないことを練習したり普段はやらないバリトレなどをやらされるのがスキーレッスンというものです。

自分の好きなように滑らせてもらえないので、ストレスが溜まるスキーヤーも多いと思います。

だからかもしれませんが、レッスンが終わると自分の好き勝手に滑ってしまうスキーヤーが多いです。

ここでよく考えて欲しいのですが、何のためにレッスンを受けたのでしょうか?

レッスンは通常午前2時間、午後2時間で行われますが1日4時間のレッスンだけで上達するスキーヤーは粗いません。

レッスンで習ったことを練習してください。

3.急斜面、コブ、悪雪ばかり滑る

急斜面、コブ、悪雪のような難しい斜面で滑ることはスキー上達の幅を広げます。

しかし、基本技術や新しい技術を習得する場合は、難斜面は不適切です。

緩斜面でできないことは急斜面でもできません。

遅いスピードで出来ないことは速いスピードでもできません。

よって余裕のある斜面とスピードから階段を一段ずつ登るように練習する必要があります。

急斜面、コブ、悪雪ばかり滑っていても本当の意味で上達はしません。

4.ビデオ撮影しても良い滑りの動画だけを残す

ビデオカメラによる撮影は自分の滑りを客観的に評価できるツールとしてとても重要です。

なのに、良い滑りの動画以外は削除してしまうスキーヤーがいます。

場合によっては調子が悪いことを理由に撮影を拒むスキーヤーもいます。

失敗した滑りや調子が悪い滑りこそ、自分の滑りの欠点を客観視できそれが上達の肥しになるチャンスなのです。

5.オフトレはひたすら体を鍛える

オフトレで筋トレやランニングをして、体を鍛えればスキー上達すると勘違いしているスキーヤーがいます。

スキーは基本的に外力(重力)を利用するスポーツです。

なので、内力(筋力などの体力)は使いません。

もしスキーを滑ってへとへとになるようなら、滑り方が間違っていることに気付いてください。

それが上達の一歩です。

もちろん、そのことを理解した上で体を鍛えるのは間違っていません。

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