僕は一年以上前からランニングシューズのインソールとして、Formthotics(フォームソティックス)Run Dualを使用しています。
Formthotics(フォームソティックス)Run Dualの過去の記事はこちらをご参照ください。
目次
土踏まずの極端な沈み込みオーバープロネーションが怪我や故障のもとになる
Formthotics(フォームソティックス)Run Dualを1年以上使用してみて、最も大きな効果を感じているのは脚の故障が減ったことです。これは土踏まずのアーチを支えることによってオーバープロネーションを軽減してくれる点にあります。
オーバープロネーションは着地時に土踏まずが必要以上に沈み込み、足が内側に回転することで、足や脚に負担がかかり怪我や故障をもたらすというものです。
しかし土踏まずの沈み込みは必要
一方では土踏まずが沈み込むことによって、車のサスペンションのように衝撃を吸収し、前に進むための推進力にもなるということを忘れてはなりません。つまり、土踏まずのアーチにある程度の空間が必要とも言えるのです。
今回選んだのは土踏まずのアーチが小さいRun Dual Competition
ということで、今回僕が選んだのはRun Dual Competition。今までのRun Dualとは違い土踏まずのアーチが小さいタイプです。
前回の記事はこちら
僕は、いつものようにドライヤーなどで熱成形は行わず、実際に履いて少しずつ自分の足形に成形する方法をチョイスしました。その方が自然に足に馴染んでくれるからです。
▲足形に馴染んだ結果がこちら。土踏まずのアーチもRun Dualほど大きくはありませんが、それなりにできています。
バネを活かした走りと適度なクッション性が欲しい場合にはRun Dual Competition
実際に穿いた感じはRun Dualのように土踏まずに圧迫感を感じることはなく自然な感じです。その分アーチサポートの効果はあまり期待できないのですが、土踏まずに空間が生まれることで、地面の情報をダイレクトに感じとり、足の細かな操作が可能になります。
Run Dual Competitionは現在GELFEATHER®GLIDE 4に入れて履いているのですが、50キロ走や40キロなどロングランの時には特にRun Dual Competitionの真価が発揮されます。それはRun Dual同様のクッション性の良さが効いているのだと思います。
ソールが自分の足形に成形されることによって、着地時の衝撃を分散してくれる点はRun Dualとほとんど変わり無いと言っていいでしょう。アーチサポートの効果はRun Dual程高くありませんが、その分スピードを活かした走りをするには、Run Dual Competitionの方が適しているような気がします。
最後に
ということで、僕はRun Dual Competitionがとても気にいってしまいました。ただしRun Dualが悪いといったことでありません。贅沢な使い方をするなら、足に疲れが残っている場合などはRun Dualに換えて使うといった方法も十分ありかなと思っています。
長い距離をある程度のペースで走るような場合はRun Dual Competitionがいいでしょう。またこれでFormthotics(フォームソティックス)が手放せそうにありません。
今回僕が選んだFormthotics(フォームソティックス)Run Dual Competition
以前は土踏まずのアーチサポートが大きいFormthotics(フォームソティックス)Run Dualを使用