今年は少し遅い紅葉シーズンを迎えました。
紅葉シーズンになるといつも走っている並木道が落ち葉で埋もれてしまいます。
紅葉の並木道のランニング、なかなか気持ちの良いものです。
だだ、気持ちの良い落ち葉の並木道も、ペースを上げれば上げるほど、気持ちよく走れるとは限りません。
僕の場合、落ち葉で足がとられてしまうことがあるからです。
疲れてランニングフォームが乱れてくると、地面を蹴った時に落ち葉が滑ってしまい、足が後ろに流れてしまうことが度々起こります。
そうなると、当然走るスピードが落ち、無駄なエネルギーを使い、消耗も一層激しくなってしまいます。
そんな時は、往々にして足首のスナップを主体にして地面を蹴るだけのランニングフォームになっています。
着地の反動を利用した弾性エネルギーは使えず、ふくらはぎの筋肉を酷使しながら前に進もうとするんですね。
次第にふくらはぎへの負担が大きくなり、最悪は肉離れです。
実は、これ僕の以前の悪い癖なんです。
でも、最近は落ち葉の歩道でも足がとられる頻度が減ってきました。
最近はかなり意識してランニングフォームの改善に取り組んでいるので、少しずつ成果が出てきているのだろうと思います。
落ち葉の歩道を滑らず走る一番のポイントは、“重心の真下を押す”ような意識を持つという点です。
よく、ランニングセミナーなどで、“空き缶を真上から勢いよく踏んでぺちゃんこに潰す感じ“などと例えられることもあるようです。
要は後方に蹴るような意識は持たないことです。
後に蹴れば、落ち葉の上では滑りますし、落ち葉でなくても決し効率のよい走り方だとはいえません。
僕は去年まで足が滑るのを嫌って、落ち葉が少ない場所を選んで走っていました。
でも、今年は自分のランニングフォームを確認するために、あえて落ち葉が多いところを選んで走っています。