ベアフットランニングで正しいフォームを身につけよう

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僕は時々ベアフットで走ることがあります。
何故かといと正しいランニングフォームの確認と矯正のためです。

ベアフットランニングとフォアフットランニングは違う

よくフォアフットとベアフットの意味を混同されていることがありますが、意味は異なります。ベアフットは靴を履かないで裸足で走ることです。

ベアフットシューズと称してソールを薄くしたものや、5本指のソックスのようなビブラム ファイブフィンガーズ、ワラーチなどのサンダルなどのシューズやサンダルが数多く販売されていますが、僕はあくまでも裸足の雰囲気が味わえるものだと思っています。なぜならどんなに薄いソールの靴であっても裸足の感覚は半減してしまうからです。

裸足で走ると自然にフォアフット(つま先着地)の走り方に矯正されると言われているせいか、ベアフットと混同して使われることがありますが、意味が全く違います。ベアフットは裸足で走る行為であってフォアフットはつま先着から着地する走り方をいいます。

また、フォアフットはつま先から最初に着地というだけであって、踵を地面に全く付けずに走るわけではありません。着地する順番がつま先→踵というだけであって、踵も必ず着地しています。

ちなみに、裸足のランナーで有名なアベベは、ヒールストライクで走っていたと言われています。僕も裸足でヒールストライクを試してみたことが何度もあります。全身で着地の衝撃を吸収しなければなりませんが、できないことはありません。恐らく慣れの問題が大きいのではないかと思います。

なので、ベアフット=フォアフットとも言い切れないのではないかと思っています。この辺は議論が分かれるところかもしれませんね。

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ベアフットで走る理由はランニングフォーム確認のため

さて、前置きが長くなりましたがここからが本題です。

僕は夜走る時に、きれいな舗装路で靴と靴下を脱いで裸足で1キロ~5キロ走ることがあります。理由はランニングフォームのチェックの為です。昼間、人がいる場所でこれをやると不審者に間違われる可能性があるので僕は夜中に人目を忍んでひっそりとやっています。

ランニングフォームに変な癖がついていなければ、違和感なく裸足で走れます。しかし、フォームに変な癖がついていたり、疲労が溜まっていて体が思い通りに動かせない時などは、意識しないと裸足で上手に走ることができません。

裸足で走ると普段履いているシューズのクッションが全く無くなる状態なので、地面からの細かい情報を感じながら身体全体で使いながら走る必要があります、まず極端に猫背だったり、逆に腰が反り返った状態だと地面からのショックを上手く吸収することがでません。

足の着地はフォアフットと言うよりも、足裏全体を地面に置いていくような感じです。バネを効かせて大きな上下動を使った走り方ではなく、進行方向に効率よく体重移動していくような走り方です。

無駄?に足首や膝でスナップを利かせるような走りをしようとすれば、足の裏はあっという間に皮が剥けたり豆ができたりします。とにかく体に優しい走りをしなければならないのがベアフット(裸足)ランニングのコツです。

以上は僕がベアフットで走る時の感覚ですが、人によっては異なる部分もあるかもしれません。要はベアフットで走ることが目的ではなく正しいフォームをチェックし矯正するための手段だということです。

ベアフットで走ると何が良くなるのか?

正しいフォームとは、効率良く走れるフォームです。効率よく走るということは、無駄な力を使わずに大きな推進力を得られるメリットがあります。

これは省エネの走りになり、結果的にタイムの短縮につながります。持久力の向上が頭打ちになったとしても、ランニングフォームの工夫次第で、速くなる可能性がいくらでもあるのです。

最後に

正しいフォームとは具体的にどのように体を動かせばいいのでしょうか?

それは文字や図解、動画で説明することはできません。何故なら筋力、骨格、筋肉の付き方など個人差が大きいいからです。

一流選手の走りをいくら動画で見せられても、我々のような一般人が真似できないのと同じです。

正しいフォームを身に着けるためには、頭でっかにになるよりも、500メートルでも1キロでもいいからベアフットで走ってみてください。最初は試行錯誤するかもしれませんが、そのうちに体が理解してくれるようになります。それがベアフットランニングの良いところです。

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