ランニングシューズは2足以上を履き換えながら使った方が経済的な件

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ランナーの皆さん、こんにちは。

ところで、皆さんはランニングシューズ何足持っていますか?

僕が今使用しているランニングシューズ以下のように5足で回しています。

  • ジョギング用2足
  • ポイント練習用2足
  • レース用1足(ポイント練習用と兼用する場合もあります)

ランニングシューズを5足も使っているなんて贅沢だ!と思う人、意外と多いのではないでしょうか?

でも、僕はそんなにお金持ちではありませんし、贅沢しているつもりはありません。

逆にお金を節約したいと考えているからこそ5足のランニングシューズで回しているのです。

同じランニングシューズを毎日履いていると長持ちしない

皆さんはランニングシューズの寿命はどの程度だとお考えでしょうか?

メーカーやモデルによって違うと思いますが、目安として500~600キロと言われています。

月に200キロ以上走るようなシリアスランナーであれば2~3カ月で寿命となります。

でも、500キロ走ったとしても、アッパーはまだ穴も開いていないし、アウトソールもたくさん残っているのでまだ履けると思われる方、多いのではないでしょうか?

外観は問題なくても、毎日走っているシューズはあっという間に寿命を迎えてしまいます。

理由はランニングシューズのクッション性が落ちてしまうからです。

一般的にランニングの衝撃は体重の3倍以上と言われ、何千回もの着地の衝撃がランニングシューズに加わることになります。

なので、ランニングシューズは1回走ると、ソールのクッションがへたってしまうのです。

1度へたったクッションが元に戻るには1日~2日以上は休ませてあげるのが理想的です。

毎日同じシューズを履いていると、クッション性が復活する余裕が無くなり、本来持っている寿命を縮めてしまうことになるのです。

また、足を包みこんでいるアッパー部分にも同じような事が言えます。

ランニングの着地や蹴り、汗や雨などの湿気により、アッパーにも変形や劣化などのダメージが加わります。

履いた後はランニングシューズを休ませることにより、汗で湿ったアッパーを自然乾燥させることで劣化を防ぎ、ランニングの衝撃により変形した部分の形状が戻ることになりますから、寿命も延びるのです。

毎日のようにランニングされる方は、最低でも2足を交互に履くことで、本来持っている寿命を保ったり、長持ちさせることができるので、経済的なことは言うまでもありませ。

ボロボロになるまでランニングシューズを使っていると怪我や故障しやすい

実は僕も以前は1足のランニングシューズを履けなくなるまで履きつぶして次のシューズを買い替えるということをやっていました。

当時は1カ月で300キロくらい走っていて、3カ月に1回で新しいシューズに換えていました。

1,000キロも走ると、ほとんどのランニングシューズは、ソールはペラペラに減って、アッパーには穴が開いてしまいます。

もう、こうなってしまうとランニングシューズが本来持っているクッション性やアッパーのホールド性など全く失っている状態です。

それどころか、アウト―ソールの外側の摩耗により、正常な角度で足を着地することすらできず、怪我や故障は時間の問題です。

僕は、1足のランニングシューズを履き続けることで、足底筋膜炎、腸脛靭帯炎(ランナーズニー)、アキレス腱周囲炎、腰痛など様々な怪我や故障に悩まされた時期がありました。

結果として、整形外科や接骨院に通い、薬や湿布、テーピング、サポーターなどの費用と時間を浪費することになりました。

ランニングシューズの寿命の見極め方

では、ここからは僕流のランニングシューズの寿命の見極め方をお話しします。

以前の僕はアッパーに穴が開いてしまたり、アウトソールが削れてミッドソールが見えてきたりした時を、次の買い替えと判断していました。

でも、これでは論外、遅すぎだと思います。

前述しましたように、僕の第一の判断基準はソールのクッション性の劣化です。

ただ、ソールのクッション性がへたっているかどうかなんて走っていて判断しにくいものです。

でも、実際には目視によってある程度判断することができます。

これは、僕が履き古したシューズで、ご覧のようにミッドソールに大きな皺が入ってしまっています。

当然新品の状態ではこんな皺は入っていませんでした。

この皺は度重なる着地の衝撃によって、ミッドソールが潰れてしまったために出来たものです。

そして、シューズを置いて後から見ると、右のシューズが内側に傾いているのが分かります。

これは、ミッドソールの内側が潰れている悲惨な状態です。

もう、こうなるとショック吸収性なんてゼロです。

完全アウト、というかこうなるもっと手前の段階で寿命です。

こちらはアウトソールですが、完全に摩耗してミッドソールが向き出しの状態。

さらに、横から見たとろろですが、小指球側が5mmくらい削れた状態で問題外。

こんなになるまで履き続けるなんて、お恥ずかしい限り。

実はこの時は左ふくらはぎが張った状態で故障寸前でした。

じゃ、何足揃えればいいんでしょうか?

以上のお話しは、全てのランナーに当てはまるわけではありません。

週末しか走らないランナーは1足でもいいでしょう。

週に5日くらい走るランナーなら最低でも2足は準備しておきたいとことです。

レースに出る人なら、レース用1足と練習用2足という感じでしょうかね。

とにかく、毎日同じシューズを履かないように準備したいところです。

最後に

ということで、ランニングシューズをケチっていると、かえって損するぞ!っていうお話しでした。

以前の僕のように、ランニングシューズに無頓着な人は気を付けてくださいね。

僕はこの記事を書きながら反省中です!

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