状態の良い筋肉は水分で潤っている?

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どうも、汗っかきランナーのエノカツです。

何度もブログには書いていますが、僕は超が付く汗っかきです。

真夏に20キロも走ると最後は汗がシューズにまで染みてしまい、チャプチャプ音をたてながら走ります!

今朝も15キロの朝ランで気温はそんなに高くなかったのですが、湿度が高かったので、やっぱり汗だくで帰ってきました。

そんな汗っかきの僕ですが、今は全く気にしていません。

逆に汗は僕にとって体調のバロメーターのようなもので、長距離のランニングやトレランなどで汗が出なくなると危険信号が出ている証拠。

つまり、汗が出ている間はペースは安定して快調に走れているんですが、ペースダウンすると同時に汗が出なくなる経験が多々あるんですよね。

水を大量に蓄えているのは筋肉なのだ

人間の体の70%は水でてきているなんて、よく聞く話しなんですが、どこにそんな大量の水が蓄えられているのでしょう?

実は、筋肉の80%、脂肪の10%が水分でできていると言われています。

ちなみに血液は4~5%程度しかありません。

つまり、筋肉こそが水の貯蔵湖であり、筋肉量が多い人ほど水をたくさん蓄えられるというわけなんですね。

そして筋肉にとってよい状態というのは、常に水分が潤っている状態だと言われています。

筋肉から水が抜けるとどうなる?

いわゆる皆さんがご存じの脱水症を引き起こし、ランニングのパフォーマンスは確実に低下します。

脱水症が進行すれば、心不全や呼吸不全になり、最悪は死に至ります。

まぁ、そこまで酷い脱水症でなくても、筋肉の動きは確実に低下します。

僕の経験では、軽い脱水症であっても筋肉へのグリコーゲンの供給効率が低下し、ハンガーノックを誘発することもあります。

または、ハンガーノックに似た状態になることもあります。

そんな時は脱水症を疑ってみましょう。

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糖質制限は脱水を招く

僕は過去に2年間糖質制限をしていましたが、その間ランニングのパフォーマンスの低下に悩まされ続けました。

もちろん、グリコーゲン不足になるので高いパワーが出ません。

そして、糖質制限によって体内の水分が減り、脱水状態になりやすい身体に変わります。

なので、夏のランニングは本当にしんどかった記憶しかありません。

では、なぜ体内から水分が減るのか?

通常体内に入る糖に対して3~4倍の水が体内に蓄積されるのですが、糖質制限で糖が不足すると結びついていた水分が一緒に抜けてしまうからです。

僕は糖質制限を行うと急激に何キロも体重が落ちるのを経験しましたが、その原因は脂肪が減ったわけでなく、大量の水だったんです。

そして、その影響は夏のランニングにも現れました。

走っている途中で汗が出なくなり、ペースが急激に落ちるようになります。

いくら水を補給しても、改善されません。

身体が乾ききって、いくら飲んでも水が砂漠に染み込んでしまい身体が潤わない感覚が続きました。

当時は体重が大幅に落ちましたが、筋肉もやせ細っていました。

体重が減った割には体脂肪率が高かかったんですね。

水の貯蔵湖である筋肉が少なかったというのもあったんだと思います。

最後に

結局は糖質制限のお話しになってしまいましたね。

ま、僕の経験では糖質制限で次のような弊害が出たのではないかと自己分析しています。

  1. 糖質制限→糖質不足→水分が抜ける→水不足
  2. 糖質制限→糖質不足→筋肉を分解しエネルギーに変える→筋肉が減る→水不足

ダブルパンチですな。

糖質制限がうまくいかなかったのは僕だけかもしれませんが、もしランナーの方で糖質制限を考えている人は十分注意してくださいね。

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