坂道ウィンドスプリントでフォーム改善【ランニングフォーム改造作戦 その12】

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僕はガーミン フェニックス5
というランニングウォッチを使っていて、走ったデータは全てGARMIN CONNECTというポータルサイトに記録されています。

GARMIN CONNECTはスマホでも、PCでもネットが繋がる環境があれば、どこからでも見ることができます。

ある日、自分が走ったデータを確認していたところ、ある坂道の登りでペースが落ちないことが多々ある事に気が付きました。

坂道といっても、そんなに急な坂ではなく、自転車でも楽に走れるくらいの緩やかな坂道です。

走っている時には、意識していなかったことなので、不思議に思っていました。

もちろん、登り坂なのでペースが落ちないように走りたいという意識が知らず知らずのうちに働いているのかもしれません。

後日、その緩やかな坂道を走る機会があり、その時にはっと気付いたことがあります。

それは地面に伝えるトルクが重く感じたことです。

坂道を登るということは重力に逆らう力が、平坦路よりも大きくなるので、当たり前と言えば当たり前のことなのです。

しかし、逆に考えれば坂道を登る時に、平坦路と同じトルクを掛けて走ってしまうと、ペースは落ちてしまうことになります。

更に考え方を変えてみると、平坦路でもこの緩やかな坂道を登る時のように大きなトルクをかけて走れば、ペースアップが図れることになるのではないでしょうか?

では、その緩やかな坂道と平坦路のランニングでは何が違うのか、大きくは以下の2点だと考えています。

  • 程よい前傾姿勢
    坂道を登ると、坂道の傾斜に対して身体の軸は自然に前傾姿勢となってしまいます。

  • 重心の真下に着地
    平坦路を走る時よりも着地位置を手前にしなければ、減速要素が強くなってしまう。

そして、この緩やかな坂道を登りきると平坦路になるのですが、坂道を登る時と同じように前傾姿勢と着地位置を維持して走ることで、ペースアップを図れることも確認できました。

この緩やかな坂道を登る感覚、身に付けてみようかと考えています。

早速、坂道ダッシュ(ウィンドスプリント)をトレーニングに取り入れています。

ポイントは気持ちよく走って登れるくらいの緩やかな坂道です。

急な坂道はパワーを付けるのは良いと思いますが、ランニングフォームが極端に変わる気がしますので、やっぱり緩やかな坂道で!

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