はじめに
僕は自慢できるほどの超ウルトラ汗っかきランナーです。
でも、いつものことなにであまり気にはしていません。
そもそも運動で汗をかく理由は、筋肉の収縮で上昇した体温を汗の気化熱によって冷却するため。
もし汗をかけなくなって、筋肉の温度が上昇し過ぎると、運動のパフォーマンスは落ちてしまいます。
なので、そんな当たり前の生理現象に対して、いちゃもん付けても仕方ありませんからね。
さて、僕は汗をたくさんかいたぶん、冷水シャワーで体を冷やすようにしていて、これにはしっかりした理由があります。
夏のランニング後に冷水シャワーを浴びる訳
僕は、夏になると(というか気温が25℃以上なら)ライニングの直後に水のシャワーを浴びて、火照った身体、特に脚部を冷却します。
一番の理由は「疲労を少しでも早く回復」させるためです。
また、激しいランニングを行うと、筋肉や関節は痛みをともなわなくても、軽い炎症を起こします。
特に、炎天下のランニングでは、なおさらです。
ランニングの後に、冷水シャワーで冷やすことで筋肉や関節の炎症を和らげる効果があり、怪我の予防に努めています。
体温が上昇しすぎると体力も消耗する
前述しましたように夏のランニングは筋肉の温度を必要以上に上昇させてしまうことによって運動のパフォーマンスが落ちてしまいます。
暑い夏では冬に楽に走れた距離でも辛く感じたり、冬と同じペースで走ることができなかったりするのは当然のこと。
つまり、「暑さ」が大きな負荷となってしまうのです。
だからこそ、あえて夏場にランニングをすることで、トレーニング効果を得られるというわけですが、裏を返せばそれだけ体力が消耗してしまうのです。
おわりに
以上のように、ランニングの後はオーバーヒートした筋肉を冷水シャワーで冷やすことで、余分な体力の消耗を抑え、疲労回復を早め、怪我の予防に努めるというわけです。
もちろん、長距離を走った後は、冷水シャワーだけでなく、バランスの良い食事も疲労回復には欠かせません。