こんにちは。
最近、梅干し入りのおにぎりにはまっているエノカツです。
そもそも僕はおにぎりが大好きで、職場でのお昼ごはんに、家で握ったおにぎりを持参して食べたりしています。
で、おにぎりを握る時の具としては、鮭、昆布、梅干しなどあまり手間をかけないスタンダードなものばかりなのですが、夏場になると圧倒的に梅干しが多くなります。
大量に汗をかく夏は梅干しで塩分補給して脱水症や熱中症の予防に効く
僕は夏場になると1月400キロほど走っています。
当然のことながら毎日大量に汗をかきますから、その分大量に水を飲んでいます。
ランニング中の給水だけでなく、ランニング後にもかなりの水を飲んでしまいます。
が、水分補給だけでは不十分。
汗と一緒に大量の塩分も排出されるので、失った塩分も補給しなければなりません。
もし、塩分が不足してしまうと、体液の低い塩分濃度に合わせようと体内の水分を排出してしまい、体内の水不足がさらに悪化し、脱水症や熱中症を招いてしまうんですね。
でも、人間の身体というのは本当によく出来ていて、汗を大量にかいた時は、自然としょっぱいものが欲しくなるんです。
僕の場合、それが梅干し入りのおにぎりというわけなんですね。
梅干しに含まれるクエン酸は疲労回復に効くのか?
ところで、梅干しとかレモンに含まれるクエン酸が疲労回復に効果ある、と昔からよく言われていたのですが、最近の研究結果ではその因果関係は認められないと言われています。
その大きな理由は、クエン酸が疲労物質の乳酸を除去する効果があるから、ということなのですが、最近の研究結果では乳酸は疲労物質ではなく疲労回復を助けるエネルギー物質として利用されるという説が出てきたからなんですね。
で、実際のところどうなのでしょうかね?
僕の場合、長距離ランニングで消耗した直後は、糖質を摂取したくなり、糖質を摂取することでジワジワと回復するのを感じ取れます。
もちろん、糖質に加えてたんぱく質もたくさん摂ることも重要です。
実験的にランニング後に何度も梅干しを食べてみたこともありますが、疲労回復に大きな効果を感じることはできませんでした。
ただ、梅干しやレモンなどのすっぱいモノを食べることで、目が覚めるような爽快感が得られますよね?
それって、疲れが吹き飛ぶような擬似的な効果もあるんじゃないかと思います。
それはそれで、プラシーボ効果っぽくていいんじゃないかと思うんですけどね。
まあ、クエン酸効果を試したい方はサプリもありますんでお好きにどうぞ!
最後に
ということで、梅干しのクエン酸の疲労回復効果は今のところ懐疑的な感じですが、大量に含まれる塩分には脱水症や熱中症を予防する効果はあるわけなので、ある意味ランニングを含める夏の様々なアクティビティには役に立つ食べ物には変わりないのかと思います。
また、レモンに含まれるビタミンCにもストレスを和らげたり、肝臓の働きを(栄養の吸収など)助ける様々な効果があるわけですから、疲れた時に役に立たないわけでもないんですよね。
ちなみに、おにぎりは基本的にお米なので、糖質です。
お米の栄養素の大半は糖質で、運動には欠かせない栄養素であり、さらにたんぱく質やミネラルなども含まれるバランスの取れた栄養食なので、僕はマラソンやトレランの前後、登山での行動食としておにぎりを食べることが多いです。