先日、2歳になる我が家の猫(メス)ちゃんの健康診断を受けてきました。
結果は問題無しでしたが、獣医さんからは若干肥満気味なので代謝が落ちていく中年期に備えて、食事の量や運動に注意を払うよう指摘を受けました。
小デブだからダイエットしろということです。
猫だって人間と同じように食べ過ぎや運動不足で肥満になるし、最悪は糖尿病になることもあるそうで、そんな患者さんが増えているそうです。
確かに、我が家だけでなく、世間には太った猫が増えているような気がします。
猫は完全肉食動物だから糖質制限食が当たり前なんですが・・・
さて、猫は完全肉食動物です。
野生ではネズミなどの小動物を捕まえて食べます。
小動物の胃袋に含まれる少量の消化過程の糖質を食べることはありますが、人間のようにお米やパン、綿類などの糖質を大量に食べることはありません。
なので、猫まんま(ご飯に味噌汁をぶっかけたひと昔前の猫の餌)なんて与えちゃダメなことくらい知っています。
なので、家猫には猫用のキャットフードを与えるのが正解です。
僕は猫ちゃんが生れた時から人間が食べるものは一切与えず、キャットフードだけを与えていました。
したがって、僕たち人間が食事をしていても横から盗み食いなんてしませんし、台所の残飯を漁ることもしません。
与えたキャットフードだけを食べて生きてきました。
今のキャットフードは、よほどの粗悪品でなければ猫に適した栄養の配分になっていて、糖質はあまり含まれていません。その後、ロイヤルカナンには結構無糖質が含まれていることを知りました。
ちなみに、我が家ではずっと同じキャットフード↓を与えています。
キャットフードの栄養成分は、
たんぱく質 25.0 %以上
脂質 11.0 %以上
粗繊維 5.0 %以下
灰分 8.0 %以下
水分 6.5 %以下
糖質は含まれない完全糖質制限食です。実は糖質が含まれているそうです。
糖質制限食でも食べ過ぎれば太る
2年間糖質制限ダイエットの経験がある僕は、食べ過ぎれば太るという経験をしました。
なので、我が家の猫ちゃんが、食べ過ぎで太ってしまっても全く不思議ではありません。
先生にそれとなく猫がなぜ太るのか質問してみましたが、摂取カロリー>消費カロリーの関係が続けば人間と同じように太るのは当然、と期待を裏切らない答えが帰ってきました。
糖質制限の本などに書いているような、「糖質さえ摂らなければいくら食べても太ることは無いという話しは全くの嘘・ガセ」というわけです。
猫の糖尿病とは?
以下も獣医さんから聞いた話しです。
糖質を食べない猫も食事をすると血糖値が上がりインスリンが分泌されるのだそうです。
そして、インスリンの分泌量が不足したり、インスリンの反応が悪くなり、人間とよく似た「2型糖尿病」になってしまうそうです。
このあたりのメカニズムは人間と変わらないと言っていました。
ということは、糖質制限をしている人でも糖尿病になる可能性はあるということなんでしょうか?
最後に
ちなみに、猫はエネルギー源となる糖を外から摂取することはしませんが、タンパク質から分解されて得られる糖原性アミノ酸というものから糖を生成することができます。
これを糖新生といい、猫はこの回路を働かせる酵素活性が高いのだそうです。
人間でも糖質制限や飢餓状態によって糖が不足したりすると、糖新生という回路が働くそうですが、糖質を常に摂取できる人間の場合は緊急時に働く回路と考えた方がよさそうです。
そうそう、我が家の猫ちゃんに対しても、ダイエットを行う必要があります。
ただ、猫は人間のように一日3食といった食事の摂り方ではなく、こまめに少量ずつ食べるため、分量を制限するのが難しいんですよね。
で、いい方法を見つけたので早速導入したいと考えているのですが、その件は別に記事に書きたいと思います。
今日のところは以上です。
コメント
こんにちは。失礼ですが、そちらのロイヤルカナンのキャットフードは糖質が含まれていますよ。なにせ、第一主原料がとうもろこしですから。さらにお米も小麦粉も入ってますよ。タンパク質よりも、下手したら糖質のほうが多く含まれているかもしれません。材料の家禽ミートも、一般的には粗悪なタンパク質とされています。ちゃんと原材料まで確認したほうが良いですよ。第一主原料がとうもろこしのキャットフードは、完全肉食動物である猫とっては体に負担ですし、お世辞にも質の良いフードとは言えません。猫ちゃんが太るのは当然ですし、このままでは糖尿病まっしぐらです。猫の健康は飼い主の責任ですから、良質なタンパク質メインのキャットフードをきちんと与えてあげてくださいね。
猫ちゃんの体調が良くなることを祈っております。
kikiさん
返信が遅くなり申し訳ありません!
確かによく調べてみるとロイヤルカナンには糖質が含まれているようですね。
自分の勉強不足でした。
情報ありがとうございました。