新型コロナウイルスの感染に備える

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はじめに

世界中で新型コロナウイルスが猛威を奮っています。

今のところ特効薬も無く、毎日のように“今日は感染者数や死者数が○人発生”などと報道されると、ちょっと怖い感じはします。

WHO(3月11日)によりますと、世界の感染者数が11万8000人、死者は約4300人と発表されており、この数字を単純計算すると致死率は約3.6%程度となります。

一方で、症状が出ていない感染者もいるということを考えると実際の分母(感染者数)はもっと多く、致死率は1%程度ではないかという説もあります。

いずれにしても、感染したからといって100%死んでしまうような恐ろしいウイルスではないと言えそうですが、ヨーロッパのように急速に感染者数が拡大している状況を考えると、いずれは日本でも同じ事態になるかもしれない、ということを前提に準備しておいた方がいいのかもしれません。

で、準備って何よ?というのが今回のお話しです。

感染を絶対に防ぐことはできないという前提

厚生労働省によると新型コロナウイルスは飛沫感染か接触感染の2つが考えられ、空気感染(閉鎖空間や人との会話は除く)は起きていないと言っています。

しかも、ウイルスは肉眼では見えるのもでもなく、マスクをしても完璧に防ぐことはできないと言われていますので、絶対に感染したくないのなら誰とも会わない生活を送ることです。

だからといって、仕事をやめて人里離れた山奥で誰とも会わずに自給自足の生活を始めます、という人は、ほとんどいないでしょう。

というのも、絶対に感染するかどかなんて分からないし、例え感染したからといって必ず死ぬわけではないし、経済活動(仕事)を辞めてまではね、、、と高をくくっている部分もあるのかなと。

まぁ、僕自身もそう思っています。

そういった意味では、例え感染したとしても大事に至らないように日頃から備えておくということが重要です。

もちろん、感染予防に努めた上での話しです。

人には免疫が備わっている

人(動物も)には、ウイルスのような病原菌が体内に入ったとしても、それに対抗して打ち勝つ能力を持っています。

このような能力を免疫と言います。

普通の大人ならご存じですよね。

なので、特効薬が無いにもかかわらず、新型コロナウイルスに感染したとしても大半の人は重症化せずに治っています。

これこそ人間の持つ免疫力が新型コロナウイルスに打ち勝ったことになります。

逆に言えば、免疫力が弱っている人は重症化したり、死に至ったりするということになるのだと考えられます。

なので、万が一の備えとして免疫を高めるよう努めていくことが重要と言えるでしょう。

適度な運動が免疫力を高める?

人間の免疫と運動の関係性については多くの論文が発表されています。

共通して言えるのは、継続的な運動で免疫が高まるという点です。

ウォーキング、ランニングなどの有酸素性運動や、筋トレなどの無酸素性運動、HIITなどの高強度運動、様々な運動で効果ありとされています。

残念なことに、運動でなぜ免疫が高まるのか、詳しいことは解明されていない(まぁ人間の体なんてほとんど分からないことの方が多いわけです)そうですが、僕が数年前にランニングや筋トレを再開してからというもの1度もインフルエンザにかかったことはありません。

しかも、予防注射なんて一切打ってないし、同居する家族がインフルにかかっても僕だけ平気なんてこともありました。

少し風邪ぎみだったりしても、早めに寝ればすぐに治ってしまいます。

運動をする前は、しょっちゅう病気がちでどこかしら具合が悪くなっていましたから、やっぱり運動で免疫力が高くなったのだと思っています。

ちなみに運動のやり過ぎは免疫が落ちることもあるそうです。

プロスポーツ選手などのアスリートはオーバートレーニングによって疲労が蓄積し風邪などひきやすくなるという話しはよく聞きますし、僕も同じ経験をしたことがあります。

なので、今まで全く運動をしていなかった人がいきなり運動するとオーバートレーニングと同じような状況になりますから、頑張り過ぎずに少しずつ始めてください。

何事も“適度”が大切かと思います。

おわりに

国は不要な外出は控えるようにと言っていますが、普段から運動している人までもが、運動できなくなるのは、如何なものかと思ったりもします。

とは言え、僕の周りの友人知人は、走ったり、滑ったり、登ったり、泳いだりする運動バカ的な人種が多く、自粛するムードはこれっぽっちもありませんので、無用な心配かもしれませんが。

ちなみに、近所の学校の校庭が開放さると聞きましたが、これは大賛成です。

子供たちは、家の中に閉じこもっているよりも運動させてあげた方が絶対にいいでしょう。

大人もね。

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