ランニングシューズをasics(アシックス)SKYSENSOR®GLIDE 4に買い替えて3週間が経過しましたので使用記を書いてみました。僕はこのシューズを主にインターバル走やペース走などスピード練習用として使用しています。もちろんレース用なので、レース本番でも使う予定です。
asics(アシックス)SKYSENSOR®GLIDE 4ファーストインプレはこちら
目次
asics(アシックス)SKYSENSOR®GLIDE 4を選んだ理由
ひと言で言えばフラットソールのシューズに戻したかったからという理由なのですが、前のシューズがGEL-KAYANO®24で、悪くなかったということもあり、アシックスでフラットソールを探したところSKYSENSOR®GLIDE 4とGELFEATHER®GLIDE 4が候補に挙がりました。店頭での試着も悪くなかったので迷わず決定です。
なぜフラットソールなのか?
僕の走り方はフォアフットかミッドフットです。ソールの真ん中(小指付け根からかかとにかけて)あたりで着地する走り方なので、前と踵に分かれたセパレートソールよりもフラットソールの方がしっくりくるような気がしています。
一般的にはバネを効かせたストライド走法ならセパレートソール、脚の回転で走るピッチ走法ならフラットソールが適していると言われていますが、走り比べてみると違いはありますが、それがタイムや走り方にどう影響するのかは、僕のレベルでは分からないですね。
最終的に走ってみてフィーリングが良い方を選んで問題無いのではないかと思います。
最初の20キロ走でいきなり5分短縮
さて、僕が最初に本格的に試したのは20キロ走。シューズの履き心地を感じたかったので、タイムアタックした訳ではありませんが、走り終えたらいつものタイムより5分も早かったということに驚きです。
ファーストインプレでも少し書いたのですが、SKYSENSOR®GLIDE 4の軽さに加え、ソールがダイレクトに反応してくれるため、普段通りの走りをしても自然とタイムアップしてくれるのだと、自分に都合のよい解釈をしています。
反面、SKYSENSOR®GLIDE 4のソールはGEL-KAYANO®24などよりも薄く硬いため、これが誰にでも合うとは限らないと思います。ある程度の脚力を持ったランナーでなければ脚を痛めてしまうかもしれません。
40キロのペース走では軽快さと着地の安定感が好影響した
1週間前のサブ4ペースでのトレーニングでもSKYSENSOR®GLIDE 4を使用しました。
脚の疲労が蓄積する30キロ過ぎでも脚の回転を維持することを可能にしたのは、このシューズのおかげだったと思います。
薄く反応が敏感なソールですが、逆に接地時の安定感は素晴らしく、40キロの長丁場でもペースを維持することができました。
クッション性が良すぎないから疲れない
僕は、SKYSENSOR®GLIDE 4の適度なクッション性がとても気に入ったのですが、人によっては硬いと感じるのではないかと思います。恐らく、人それぞれの着地しかた(フォアフットとかヒールストライクとは関係なく)によって、感じ方は異なるのではないかと思います。
ただ、フルやハーフなどの長距離をある一定以上のペースで走る場合は、クッション性が強すぎると足場が安定しない着地感になってしまい、逆に余計な力を使ってしまい疲れてしまうことになります。
その点このSKYSENSOR®GLIDE 4は、ある程度の走力のあるランナーにとっては優れた安定性を提供してくれるのではないかと思います。
最後に
SKYSENSOR®GLIDE 4はレース用というだけあって、ある程度の走力を要求されるシューズです。少なくとも、のんびりペースでスロージョギングするようなシューズではありません。
僕はレース専用としてもう一足調達しようかと考えています。それほど気に入りました。
しかし、だからと言って使う人を選ぶというわけではありません。スピードを付けたいランナーのトレーニング用として能力を引き出してくれる魅力的なシューズではないでしょうか。