僕の知人でダイエットを始めた女性(Sさん)がいまして、その方と色々お話しする機会がありました。
Sさんは、1カ月前からジムに通い出し、主にトレッドミル等の有酸素運動や筋トレで汗を流しているそうです。さらに食事にも気を使いカロリーも計算しながらのダイエットで、今のところ2キロ程体重が落ち、いい感じに推移しているようです。
で、Sさんから、こんな疑問をぶつけられました。
「運動前にお腹が空いている時は、食べた方が良いのかどうか迷っています。お腹があまりにも空いていると筋トレで力が出ないし、逆にお腹いっぱいになると有酸素運動で苦しかったり、もしかしたらせっかく運動しても脂肪が減らないんじゃないかと不安になるんですよ。」
たしかに、運動前にお腹が空いている時、食べるべきか食べないべきか迷ってしまいますよね。
ダイエット的には食べても食べなくても同じ
ダイエットを目的として考えた場合、運動前に食べようが食べまいが、最終的には摂取カロリー<消費カロリーの関係になっていれば、太ることはありません。
よく、空腹の状態で運動した方が脂肪は燃えるなんていいますが、最終的にはカロリー収支で相殺されてしまいますから、総摂取カロリーさえ上回らないように気を付けていれば問題ございません。
空腹で運動する場合パフォーマンスに影響することもある
例えば食事を一食抜いた後とか、あまりにもお腹が空いた状態で筋トレをやった場合、本来挙げられる重さが上がらなかったり、セット数が消化できないなど、パフォーマンスが低下してしまう場合があります。
有酸素運動においても、ペースが上がらなかったり、長い時間続かないこともあります。
こうなると、運動の効果は下がりあまりカロリーも消費できず、ダイエット的にも悪影響。なので、運動前にきちんとエネルギー補給しておいた方がいいわけです。
運動前にはBCAAがススメ
大抵は平日であれば仕事が終わった夕方や夜にジムに通う人が多いと思います。Sさんもジムに行くのは仕事帰りなんだそうで、ちょうど夕食前のお腹が空く時間帯なんですよね。
で、いくら空腹によって運動のパフォーマンスが発揮できないからといって、ジムの前に牛丼とか大福とかエクレアなんかをガッツリと食べてしまうと、消化のために大量の血液が内蔵に送られてしまうので、逆に運動のパフォーマンス低下に影響を与えてしまいます。
で、僕のアドバイスは運動前にBCAAを摂取することです。BCAAとはバリン、ロイシン、イソロイシンというアミノ酸のことで、主には運動前の燃料としての役割を持っているんですね。
過去にもこんな記事を書いていますのでよかったらどうぞ
BCAAは消化吸収が非常に早いので、素早く運動に必要なエネルギーに変換されます。場合によっては、ちびちび飲みながら運動する人もいるくらいです。
ちなみに僕の場合、特に夏場の消耗が激しいランニングとか、超長距離を走る場合など、走る前と走りながらもBCAAをちびちび飲んでいます。
さらにBCAAのもう一つの良い点は、運動で失われるたんぱく質(筋肉)を最小限に抑えるという点なんですね。
僕が愛飲しているBCAAはこちら。コスパもいいですよ!
最後に
BCAAといえば、以前はボディビルダーの御用達でしたが、最近ではランナーも愛飲する人が増えていたり、普通にジムで運動する人達にも支持されるようになりましたね。ということでSさんにも、しっかりとおススメしておきました!