はじめに
有酸素運動と無酸素運動のどちらが痩せるのでしょうか?
なかなか興味深いテーマですよね。
有酸素運動の代表格はランニングということで、去年の夏から冬にかけて月に300キロ~500キロ走っていました。
理由は、年末にマラソン大会を控えていたので、とにかく走りまくりました。
今年はというとほとんど走っておらず、その代わり無酸素運動の代表格である筋トレ、そしてHIIT(タバタ式トレーニング)をやっています。
よろしければ、HIIT(タバタ式トレーニング) に関する記事もご覧ください
理由はスキーのオフトレをメインに行い、去年ほどの走り込みの必要性を感じなかったからです。
ということで今日は有酸素運動と無酸素運動でダイエット的な観点でどのような違いが出たのか、自ら経験したことについて書いてみたいと思います。
有酸素運動は体重は減るが筋肉も減る 無酸素運動は体重は増えるが筋肉も増える
去年と今年の今頃の体重と体脂肪率を比較してみると以下のようになります。
- 去年(有酸素運動):体重57kg 体脂肪率9%
- 今年(無酸素運動):体重61kg 体脂肪率9%
着目して欲しいのは体重の変化よりも体脂肪率が9%と変化していない点です。
つまり体重が増えていたとしても体脂肪率は低いままですから、その分筋肉が増えたことになります。
もちろん、脂肪も増えているんですが、体脂肪率が9%というのはそれほど悪くない数値だと思います。
つまり有酸素運動だけでダイエットした場合体重(脂肪)を落とすことができますが、筋肉も同時に落としてしまうことになるんですね。
以前、詳しい記事を書いていますので、よろしければこちらも読んでみてください。
無酸素運動である筋トレを行った場合、筋肉が増えるため体重そのものは落ちにくいのですが、筋肉が増えたことにより基礎代謝が上がり、脂肪が付きにくい体質になると言われています。
有酸素運動と無酸素運でつくった体型はどちらがいいのか?
ランニングという有酸素運動を行っていた自分の体型は、ただのやせっぽちなオジサンでした。
でも筋トレという無酸素運動に励み続けた今年の自分は、肩、大胸筋、大臀筋などが発達し腹筋も少しは割れています。
もちろんボディビルダーのようなムキムキとは程遠い(というかそうなりたくても簡単にはなれません)ですが、普通の人よりは逞しいオジサンになりました。
さて、あなたは鶏がらオジサンと、少し逞しいオジサンのどちらを選びますか?
恐らく、男性なら後者を選ぶ人が多いのではないかと思います。
これはダイエットというよりもボディメイク的な考えです。
つまり、ボディメイクは体重だけで判断してはいけないということです。
実際に僕は体重計に乗るのは1カ月に1回もありません。
普段から鏡に映る自分の姿を気にするようにしています。
有酸素運動と無酸素運のどちらが効率が良いのか?
ランニングを行っていた去年は朝1.5~2時間、夕方1時間、1日に3時間近く時間を使っていました。
今は1日おきに筋トレ1~1.5時間、筋トレをしない日はHIIT(タバタ式)4分(ウォームアップとクールダウンを含み30分)か、軽いジョギング30分。
つまり1日平均1時間弱しか時間を使っておらず、去年よりもダイエットに使う時間は3分の1に減ってしまいました。
そして、何よりもカロリー消費量とカロリー摂取量が大きく変わりました。
去年は1日平均3,000kcalは消費していましたが、今は2,000kcal弱に減っています。
何よりも1日に20キロも30キロも走っていた頃は、たくさんカロリーを摂取しないと体が持ちませんから、食べてもても直ぐにくうふくになってしまい、とにかく食べまくっていました。
今は、その逆で激しい空腹感はなくなり、むしろ筋肉を付けるために無理して食べているくらいです。
特にHIITをやった後は食欲なんてどこかに吹き飛んでしまいます。
無酸素運動なら、時間をかけずに、そして最低限の摂取カロリーと消費カロリーで済むことになります。
効率的にダイエットできるのは、もう言うまでもありませんよね。
おわりに
以上のように、ボディメイクやダイエットという観点でランニングのような有酸素運動よりも筋トレのような無酸素運動の方が効率的で効果的なのではないかというのが僕個人の意見です。
ですが、別にランニングが嫌いなわけではありません。
スポーツとして、マラソンは大好きですし、またいつか大会に出たいと思っています。