今のところ5kg減を維持した状態が数日続いている。
直近1週間の1日の平均消費カロリーは2,700kcalであった。
一年を通して、1日の消費カロリーの平均は2,700kcalなので、変化が無いように思えるが、以前より5kg体重が落ち、その分代謝も落ちているにもかかわらず、消費カロリーを維持しているということは、ランニングでの消費カロリーが増えているという証拠である。
ランニングを1日2部制に変えたことは、以前ブログに書いたのだが、内容もかなり変えている。
インターバル走、テンポ走(ペース走)の距離や回数を増やし、さらに週2回だったものを1日おきに増やしたのだ。
最初は足が痛むし疲労も激しかったが、スタミナ切れはほとんど無いし、だいぶ体も慣れてきた。
なによりも質のが買いランニングがダイエットにも効いているのを実感している。
しかし、あと1週間から10日、体重が落ちなければランニング内容や食事を見直す必要がある。
とは言え、最近流行りの糖質制限には手を出すつもりは毛頭無い
実は過去に糖質制限を2年程行ったことがある。
その時は今と同じ体重にすんなり落とすことができたのだが、強度の高いインターバル走やテンポ走などのポイント練習をこなすことができなかった。
糖質制限の第一人者である江部先生のブログには、確かこうことが書いていあったと思う。
「マラソンのような有酸素運動では、終盤まで脂肪を燃料として使い、ラストスパートで糖を使えばよい。
糖質制限をすれば脂肪を燃料として使えるようになるため、有酸素運動のような強度が低い運動と相性が良い。」
確かに、ゆっくりペースで走れば、それも可能かもしれない。
しかし、ある程度記録に拘る走りをするには、Tペース(乳酸性作業閾値)の強度の高いスピードを維持して走る必要がある。
Tペースの運動の主燃料は筋グリコーゲンであり脂肪ではない。
したがって、糖質を食べなければ、高負荷のランニングには耐えられないのだ。
無理に強度の高い練習を行うと、筋肉をエネルギーとして使いだし、筋肉量が落ちてしまう。
筋肉量が落ちれば、筋力が落ち、さらに強度の高いトレーニングはできないといった悪循環に陥ってしまう。
結局は、このことに気が付く(納得する)までに、2年もかかってしまった。
今は、摂取カロリーの50%は炭水化物(最近は米ばかり)を必ずとるようにしている。
糖質を抜かなくても、痩せることはできるし、パフォーマンスも落とさずに済むことを世界のトップアスリートが証明しているのだから、答えは明白なのだ。