僕は最近、自分の体重を気にしなくなりました。以前は体重計に乗って500g減ったからと喜んだり、300g増えてしまったと落ち込んだり、一喜一憂してばかりでした。
しかし、最近は体重計に毎日乗ってはいるものの、細かい体重の増減を気にすることは無くなりました。
僕が体重を気にしなくなった理由
僕はトレランレースが近づくと、ある程度体重を落とすようにしています。それは登山道を駆け上るトレランでは1kgでも軽い方が有利だからです。でも、それ以外のシーズンオフの期間やレースの予定が無い時は、自分の体重を気にしていません。
理由は今年に入ってからダイエットにボディメイクの考え方を取り入れるようになり、筋トレを強化して、体重よりも体脂肪率を指標とするようにしたからです。以前は今よりも体重が3kg軽い時期がありましたが、今はその時よりも筋肉量が増え体脂肪率は2%も減っています。そして自分の身体の見た目は確実に絞れています。
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体重の細かい増減は脂肪の増減ではない
また、体重というのは一日のうちに1キロくらいは簡単に増減します。原因のほとんどは体脂肪が増えたり減ったりするのではなく、食事や排泄によるものです。体脂肪の増減は1日や2日で急激に変わるものではありません。
そもそも1kg体脂肪を増やそうとすれば7000kcalの食事(代謝を含めればそれ以上)を摂る必要があります。大食い選手権に出るほどの大食漢でもなければ不可能なことです。それよりも食事、排泄、発汗、体が蓄える水分量などの影響が大きいのです。
したがって、細かい体重の増減を気にしてもあまり意味が無いということに気が付いたのです。
体が絞れているかどうかは見た目で判断するしかない
では、ボディメイクの成果として何を指標としているのかというと、一番は見た目です。
風呂上りや、ランニング後のシャワーなどで、体の筋肉の付き方、絞まり具合、皮下脂肪の減り具合などを毎回チェックするのです。
僕は最近体脂肪の厚さを計測するキャリパーでへその横の皮下脂肪の厚さをチェックしているのですが、この方法は食事や排泄などに影響されないので、かなり正確だと思います。
体重計に付いている体脂肪計は、体に電気を流しそのインピーダンス(抵抗値)によって、体組成を計算しているのですが、これも一日のちでかなり変動して不正確です。
とてもアナログな方法ですが、前述したキャリパーでチェックしたり、鏡で自分の身体をチェックする方がよほど正確です。体重計の数字に翻弄されることもなくなります。
最後に
もちろん、ダイエットを始めた初期の段階では体重を指標にすることは問題ありません。しかし、ある程度体重が落ちてしまうと、そこからはなかなか体重は落ちなくなります。
仮に体重を落とせたとしても間違ったダイエットをしてしまえば、同時に多くの筋肉を落としてしまうかもしれません。
そうなってしまえば、基礎代謝が低くなりリバウンドしてしまうことにもなりかねません。
体重だけにこだわったダイエットには必ず罠が潜んでいるのです。
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