僕の友人の知り合いT氏がダイエット&健康オタクなんだそうで、知り合い経由でT氏の話しを色々と伺う機会がありました。
内容はこんな感じです。
- 糖質制限している(お米やパンは口にしない)
- ステーキが大好きで1日300gくらいは食べる
- 亜麻仁油、MCTオイル、ココナッツオイルを夫々大さじ一杯を三食の食事で摂る
- ビタミン剤を毎日大量に摂取
- 毎日糖質オフのハイボールや焼酎を飲む
友人曰く、健康とダイエットにはかなりのこだわりをもっているにもかかわらず、体重がなかなか減らないのと、風邪や疲労で度々寝込んでしまうという虚弱体質なのが、悩みなんだそうです。
まぁ、僕は実際にT氏とお会いしたわけでもないので、詳しいことは分かりませんが、ちょっと話しを聞いただけで、やっぱりね~という感じはするのですが・・・。
痩せない原因はカロリーオーバーっぽい
具体記な食事内容が分かりませんが、気になるのは亜麻仁油、MCTオイル、ココナッツオイルを夫々大さじ一杯三食も取っているという部分。
大さじを15gとして脂質9kcal×15g=135kcalです。
135kcalを一食で3杯×3食摂ると1日で1,215kcalにもなります。
いくら亜麻仁油、MCTオイル、ココナッツオイルが体に良いからといって、多すぎですね。
脂質は摂取した分は全て脂肪になるだけですからね。
もう一つ気になるのは、ステーキを1日300g食べるとこれだけで、軽く1,000kcalは超えるはずです。
しかも牛肉の70%は脂質なので、一日どんだけアブラ摂るの?って感じです。
多分、体重が減らないのは、この極端な食生活が原因なのではないかと思います。
糖質制限と飲酒は疲労が溜まりやすいかも
運動しているとどうしても定期的に疲労が溜まるんですね。
僕も2年程糖質制限していたんですが、その経験から言うと、やっぱり糖質を摂っていないと、疲労の回復が遅れがちになります。
ある程度は糖質を摂る様にして日頃から疲労回復に努めれば、虚弱体質は大分改善されると思うんですがね・・・
あとは、飲酒ですね。
いうくら糖質オフのウィスキーや焼酎を飲んでも、アルコールの摂取は肝臓がアルコール分解を優先してしまうため、確実に疲労回復が遅れます。
極端な食事は良くない?
糖質制限すると、どうしても高脂肪な食事に傾いてしまいます。
さらに、亜麻仁油、MCTオイル、ココナッツオイルを大量に摂ればなおさらです。
ビタミン剤の大量摂取もちょっと気になります。
身体に良いと言われる食べ物でも摂りすぎは逆効果になりますし糖質も必要な栄養素です。
最後に
Tさんはダイエットに効果があると言われる食べ物はたくさん食べれば効果も大きいと思っているんだそうです。
まず、食べれば食べる程痩せる食べ物なんて世の中に存在しません。
あるとすれば、変な薬ですね。
そんな食べ物があったら、食べれば食べる程やせ細って栄養失調になって死んでしまうわけですから、恐ろしくて食べられません。
また、ダイエットに良くないと言われる糖質は全く口にしないのもTさんらしいですよね。
糖質に限らず何でも食べ過ぎれば太るのは当たり前だってことを理解してほしいですね。