ダイエットが進むと、体重が落ち代謝も落ちる。
よって、消費カロリー(運動)や摂取カロリー(食事)もそれに合わせて変化させなければ、いずれ痩せなくなってしまうことは、当ブログで何度も書いている。
消費カロリーについては、運動量や質(運動強度)を上げればよいが、食事のコントロールはとても難しい。
三大栄養素のうち、炭水化物を減らせば、運動のパフォーマンスは落ちてしまうし、たんぱく質を減らせば筋肉を落としてしまう。
よって脂質に目を付けることになる。
ちなみに筆者は朝のパン食を米に変更した。
これだけで、マーガリンや調理用油が控えられ、体重を確実に減らすことができた。
脂質は1gで9kcal、炭水化物とたんぱく質は4kcal、脂質は2倍以上の熱量を持っているため、ここに着目しない手はない。
さて、話しは少し変わるが、ダイエットで体重が減れば体脂肪と同時に筋肉も減ることは意外に知らない人が多いのではないだろうか。
例え運動をしていても、多かれ少なかれ筋肉は落ちてしまう。
逆に筋肉を増量したいのなら、脂肪と一緒に筋肉も付ける必要がある。
ボディビルダーの増量期は、筋肉と同時に脂肪も付け、減量期になると筋肉が減るのを極力抑えながら脂肪を落とすことは有名な話し。
もちろん、運動をせずにダイエットを行えば、より多くの筋肉が失われる。
筋肉量を極力減らさずに体重を落とすためにはプロテインの利用が欠かせない。
プロテインと言えば、ボディビルダーのためにサプリと思われがちであるが、今では健康的に痩せたい女性ダイエッターから、筋肉とは縁の無さそうなマラソンランナーまで、常識のアイテムとなっている。
ダイエットを行う上で、プロテイン利用の最も優れている点は、低カロリーでたんぱく質を摂取できる点につきる。
もし、牛肉で100gのたんぱく質を摂取しようとした場合、1,700kcalの牛肉を食べる必要がある。
肉や魚からプロテインを摂取する場合、動物性の脂質がカロリーの大半を占めてしまうからだ。
一方、プロテインで100gのたんぱく質を摂取すれば、わずか530gのカロリー摂取で済んでしまう。※現在筆者が愛飲中のプロテインの成分より計算
プロテインには脂肪や炭水化物などの余分な不純物を極力排除しているためである。
もちろん、肉や魚に含まれる脂肪分は、ある程度は必要な栄養素なのだが、摂りすぎはダイエットの敵となる。
よって、筋肉を極力落とさずに体重を落としたいダイエッターはプロテインの併用をお勧めする。
ちなみに、自分は約20gのプロテインを一日3回かかさずに飲んでいる。
タンパク質の摂取量は日々スポーツをしている人なら一日に体重×2g程度摂取してもよいだろう。
ただし、肉や魚が主な栄養源であり、プロテインはあくまでも補助食品として利用するべきである。
ちなみに筆者がここ数年愛用するのは以下のプロテインである。