以前こんな記事を書きました。
実は、この記事に登場しているAさんと、再びお会いする機会がありました。
記事に書いているように、Aさんは糖質制限を始めて最初は減量に成功したのですが、そのうち体重が元に戻ってしまいました。
僕が話しをうかがった限りでは、原因はカロリーオーバーです。Aさんは糖質さえ食べなければ、好きなものを好きなだけ食べても太らないという情報を信じてしまい、リバウンドしてしまったのです。
糖質制限を継続するも体重が減らなくなった
Aさんとは仕事関連でのお付き合いです。仕事の打ち合わせが終わった後に、案の定Aさんのダイエットについての近況をお話ししてくれました。
Aさんはその後も変わらず糖質制限を続けているそうです。以前僕が少しアドバイスしたことを気にしていて、食べ過ぎないようには注意しているそうですが、体重はリバウンドした時よりもわずかに落ちたものの、なかなか減ってくれないことに少し悩んでいるとのことでした。
また、車通勤を止めて徒歩に替えていたそうですが、夏は暑いという理由で車通勤に戻ってしまい、体重が増えてしまったそうです。
実は夏場は代謝が落ちるのと、暑さで体を動かさなくなり、太ってしまう人が多い季節なんです。
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秋になり徒歩通勤を復活させたとのことで、また少しずつ体重が落ちてきているそうです。
Aさんへのダイエット提言は2点のみ
Aさんからは、どうすればもっと痩せられるか教えて欲しいとのことでしたので、簡単ですが以下のようなアドバイスをしました。
カロリー計算をする
どうも糖質制限でダイエットする人の多くは、糖質さえ摂取しなければカロリーは関係ないと思っている人が多いようですが、これは間違いです。糖質制限していても、カロリーオーバーになってしまえば必ず太るということを再度お話しし、一度カロリー計算をしてみることを提案しました。自分の摂取カロリーと消費カロリーを知ることで、ダイエットに対する認識が変わるはずです。
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運動を増やす
朝晩の通勤であわせて1時間程度歩くことが唯一の運動というAさんですが、帰宅時に少し遠回りしたり、休みの日もウォーキングするなど工夫して運動する時間を少しでも増やすことを提案しました。
また、iPhoneのウォーキングアプリやウォーキング用の腕時計などを使って定量的に情報を把握して、具体的な目標を持って取り組むことで、楽しみながら運動できるはずです。
最後に
以上のようにAさんにアドバイスしたのは2点だけです。特にカロリー計算をする事は面倒ですが、これはダイエットの基本と言えます、実際に痩せない理屈を数字で知ることができれば、闇雲な糖質制限に惑わされることもなくなるはずです。糖質制限がダメということではなく、カロリーを無視してはダメだということです。
他にAさんと話しをして分かったことは、「お腹いっぱい食べたいけど運動は嫌いという」タイプの方なので、この考えを変えようとするのはかなり大変です。それでも車通勤を止めて歩き出しただけでも大きな進歩だと思います。
今後は楽しみながらダイエットしてもらえればいいですね。