どうも、こんにちは。
お米が大好きなエノカツです。
先日、たまたまたま糖質制限を唱えるお医者様のブログを読んでいたら、「白米は体に悪いのでやめるように」みたいなこといってていたので「アホ言うな~」と独り言を言っている今日この頃です。
ほぼご飯(お米)を食べて生きた学生時代
今から40年近く前、東京に出てきたばかりのアホ学生だった僕は、親の仕送りをほとんど受けられない貧乏学生でした。
アパートの家賃、光熱費など、生活費のほとんどはバイト代で稼ぐしかありません。
親からの支援といえば、唯一定期的に送られてくる「米1斗」。
まあ、それでも「死なない程度に生きろ」的な親の優しさに有り難く思ったものです。
当時はコンビニなんてまわりにたくさん無かったので食事は自炊。
もちろん外食なんて滅多にできません。
バイト代が入ると、お酒やパチンコなどといったくだらないことばかりに消えてしまいましたから、肉、魚、野菜などを満足に買えるお金なども残りません。
おかずに関しては貧相極まりないものでした。
それでもおかずは欲しいもので、大量のもやし炒め(これでもいい方)、漬物、ふりかけ、醤油、味噌、塩など、味を付けられれば何でもおかずです。
若い時は食欲も旺盛だったので、お米だけはたくさん(毎食2合くらい?)食べていました。
飽きもせずに、やっぱり日本人なんですね。
今考えれば、カロリーの90%以上は米という糖質オンリー食。
それでも、とりあえずお腹を満腹にすることができ、自分なりに楽しい学生生活を満喫したと思っています。
糖質だらけの食事でも健康だった
そんな僕でも、無事社会人になり、初めて会社の健康診断を受けさせてもらいましたが、健康そのもの。
体重の変化も無し
糖尿病なんて無縁の結果でした。
若かったこともあるかもしれません。
よくよく調べてみれば、お米にはたんぱく質やビタミンなども含まれていて、バランスもそんなに悪くない。
お米ばかりの生活でも摂取カロリーを満たしていれば、栄養失調にもならなかったわけです。
糖質制限は選択肢の一つでは?
年月は過ぎ、数年前、僕は糖質制限を2年やって、やめました。
やめた理由の一つに食事代がめちゃくちゃかかるというのもあります。
(それよりも、大きな理由はありますが、知りたい方は以下の記事を読んでくださいね)
糖質を抜いた分、肉や魚でカロリーを補う必要があります。
カロリー当たりの単価は糖質よりも、肉や魚の方が跳ね上がってしまいますから、食費が高くなるわけです。
糖質制限をすんなりと実行できる人は、金銭的なハードルを越えられる人でなければ難しい面もあります。
なので、糖質制限はやりたい人、できる人が、やればいいんです。
ダイエットや糖尿病の治療・予防の選択肢の一つだと思います。
なのに、糖質制限を支持するお医者さんが「お米は毒だから食べるな」とはどういうことでしょう?
生きるために必要なカロリーを満たすために安価な「糖質」を選ばざるを得ない人は沢山いるんです。
百歩譲って「お米は体に良くないから食べるな」という言葉は、糖尿病を危惧してのお言葉なのかもしれません。
それなら「糖質」を選ばざるを得ない人には代替案として、運動を推奨するくらいの機転をきかせるべきではないでしょうか?
裕福な生活を送られているお医者様達には、そんな考えは浮かばないのかもしれません。
最後に
ちなみに、そのブログを書いているお医者さんは「貧富な国への食糧支援に米や麦などの糖質を送るのは、支援を受けた国は迷惑を被る」とも言っています。
生きるか死ぬかの瀬戸際の子供たちに「糖質を食べたら不健康になる」なんてズレた発言を行っているわけです。
そんな糖質制限論を唱えるお医者様達が、もし食糧危機の状況に陥ったとしたら、糖質は一切口に入れず命絶えていくのでしょうか?