日本全国の就活生の皆さん、就職活動は順調に進んでいますでしょうか?
「え?進んでない?」
今のご時世、就活も、転職も、会社員も、経営も、そう簡単なことではありません。
気を落とさずに頑張ってください。
さて、就活生の皆さんが、就職する際に会社に求めることってなんですか?
私自身の遠い記憶を呼び戻してみました。
- 若くてカワイイオネーチャンがいる会社
- カワイくて若いオネーチャンがいる会社
- 部下を鼻でこきつかうむさくるしい上司がいない会社
だったような、違ったような・・・・。
とりあえず、このくだりは無視していただければ幸いです。
さて、人生初めて社会人になろうとする就活生の皆さんにとっては、会社に何を求めるのでしょう?
会社に入ってからの「良好な人間関係」、これは大きな期待でもあり不安要素でもあるのではないでしょうか?
あなたが会社員となり、新入社員研修を終えて現場に配属されたとき、最初の上司になる人のことを考えてみてださい。
その上司の人間性次第で、今後のあなたの会社員人生に大きく影響を及ぼすと言っても過言ではありません。
ぞっとしますね。
それだけに、人間関係に対する不安を少しでも払拭しておきたいはずです。
私は今、会社を経営しているので上司にあたる人はいません。
私自身が上司と言われる立場の人間なので、上司としてあるべき姿を考えてみました。
- 社会人以前に一人の人間として尊敬されること
- 部下の成長のために叱ること
- ミスは人(部下)のせいにせず自分(会社)のミスとして対処すること
- 公平に接すること
- 積極的にコミュニケーションを図ること
- 尊重し尊敬すること
- 信頼すること
と、ドヤ顔で書いてみましたが、恐らく就活生の皆さんが描く理想の上司と比べても、大きく違わないのではないかと思いますが、いかがでしょうか?
就活中の皆さんを脅かすようで申し訳ないのですが、現実はこの半分くらいの条件を備えた上司であれば合格ラインです。
映画やテレビドラマに出てくるような理想の上司なんてまず巡り合うことはありません。というか、いません。
また会社員にとって絶望的なルールが立ちはだかります。
それは子供が親を選べないのと同じように、部下は上司を選べないということです。
あなたは配属された先の上司と否が応でも付き合わなければならないのです。
ということで、一部私の体験に基づいた、様々なタイプの上司との付き合い方を伝授しましょう。
目次
上司との人間関係の傾向と対策
細かい報連相を要求するめんどくさい上司
このタイプの特徴
このタイプの上司は形式的なことを重んじているため、仕事の目標を達成するといった本質的なことがおろそかになりがちです。
また、プライドが高いわりに気が小さく神経質なので、上の人達の顔色を常に気にしながら仕事をしています。
偉い人にはきちんとした報連相を行うことが仕事であると勘違いしており、部下に対しても同じことを強要します。
対処法
報連相は会社員の基本です。
この上司に鍛えられれば、あなたは成長することができます。
ただし、報連相するために仕事をしている訳ではないので、その点を見失わないようにしましょう。
またこのタイプの上司は、プライドの高さから部下に相談を持ちかけられることに喜びを感じます。
たまに仕事の悩みについて相談に乗ってもらいましょう。
そうすれば可愛がられます
ちなみに、私は報連相が面倒だったので、上司から求められるまではシカとしていました。
その代わり仕事で結果を出すことにエネルギーを使いました。
気に入られなければ、飛ばされるだけですが、それも定めです。
自分の部下の行動に関心がない放置プレイ上司
このタイプの特徴
会社員として終わっている無気力な人です。
仕事に対しての情熱や、会社員としての野望などもありません。
部下にも興味がないので、部下が良い仕事しても昇進させてあげようなんていう親心もありません。
さらに、このような上司から仕事上で学ぶものは何もありません。
対処法
もしあなたが意識の高い会社員であれば、上司を追い詰める程にゴリゴリ仕事に打ち込
みましょう。
あなたの上司が目を覚ます可能性はあります。
目を覚まさせることができなければ、じきに飛ばされます。
ちなみに私の場合は会社員としての充電期間とばかりに、仕事は程々にして会社の教育制度を利用してお勉強したり、市場調査にやたら時間をかけたり、自分の為になりそうなことを適当にやっていました。
こんな状況も楽しいのですが、そう長くは続きませんでした。
なぜなら、このような上司はリストラ対象となり、さっさと飛ばされるか退職に追い込まれる運命にあるからです。
社会はそう甘くはありません。
大した事でもないのに熱く語りたがる熱弁上司
このタイプの特徴
基本的にはナルシストな人に多いです。
仕事のアドバイスを受けていたつもりが、いつの間にか上司の武勇伝になってしまうパターンが殆どです。
お話しに付き合うのが面倒くさいです。
若い頃にトップセールスだった人に多いタイプです。
対処法
話しが長いという欠点以外は無害なので気長にお付き合いして自分の株を上げましょう。
ちなみに私の場合は、興味のない人の話を長時間聞くのが苦手なので、「後が詰まっているので」などと言って自分の仕事に戻っていました。
なんどか同じことをやると、話しを短く切り上げてくれるようになりました。
急ぎの仕事を突然振ってくる無計画無責任上司
このタイプの特徴
会社員をやっていると突然仕事が振ってくるのは当たり前のことですが、普通の上司は部下の能力や仕事の状況を考えた上で適切に配分します。
しかし、このタイプの上司はそんなことは全く考えていません。
上から振られてくる急な仕事を自分の懐に温めるだけ温めで、ある日突然無理難題とも思える納期で仕事を振ってきます。
時として休日出勤や予定していた飲み会をキャンセルせざるを得ない場合があります。
かなり迷惑な上司です。
対処法
常に上司とコミュニケーションを図り、隠し持っている仕事を発掘すれば、急に仕事を振られるリスクを回避することができます。
ちなみに私の場合は、合コンをドタキャンするのが嫌だったので、極力上司と目を合わさないようにしていました。
機嫌の起伏が激しい気分屋上司
このタイプの特徴
例えば、この上司の機嫌が悪いときには何も承認してもらえないとか、機嫌が良いときにしか仕事の相談ができないなど、機嫌次第で仕事に大きな影響が出てしまいます。
時として情緒不安定な状態に陥り、部下も大きく振り回されてしまいます。
対処法
上司の機嫌次第なので対処のしようがありません。
ちなみに私の場合は、次の人事異動まで我慢できないので、上司を代えてもらうよう、その上の上司に直談判します。
まとめ
ここまで5つのタイプ別ダメ上司について説明しましたが、実はほとんどがこの5タイプの複合型です。
なので状況はとても複雑になりますし、対処法についてもあまり参考にならないかもしれません。
少なくとも私自身の対処法は参考にしない方がいいです。
そして、このようなダメ上司が堂々と蔓延っている会社ほど、セクショナリズムや年功序列、官僚主義といった大企業病に侵されているいる可能性が高いです。
会社というのはこのような訳の分からないことで無駄な時間を費やす場所ではありません。
もしあなたの入社した企業が、このような無駄なことが蔓延っているとすれば、転職することをお勧めします。
少なくとも、長いものに巻かれすぎてしまい、毒されて、ミイラ取りがミイラにならないように心がけてください。
今日のところは、以上です。