ランニングシューズのソールの減りやダメージ具合から学ぶこと

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どうも、オッサンランナーエノカツっす。

腰痛持ちっす。

さて、先日ナイキズームフライの購入をご報告したので、本来なら詳細なディテール紹介や、インプレッションなどをアップしたいところなのですが、実は今まで僕のランニングを支えてくれたシューズが引退する運びとなりましたので、記事を書くことにしました。

去年の12月頃から履き始めた1足asics(アシックス)SKYSENSOR®GLIDE 4です。

見ての通りクタクタですよね。この靴で1200キロ走りました。

実は、履き込んだランニングシューズをじっくりと観察することで自分のランニングの癖を知ることができるんです。

ということで、僕のランニングの癖を履き潰したSKYSENSOR®GLIDE 4から紐解いてみたいと思います。

アウトソールは小指球から土踏まずの外側にかけて摩耗 特に左足が激しい

最もダメージが大きいのはアウトソールです。僕はミッドフット(のつもりですがフォアフットかも)なので、踵は全く減っていません。ミッドフットもしくはフォアフット特有(だと思います)の、小指球(小指の外側)から土踏まずの外側が激しく減っています。

ちなみにこちらは、新品のアウトソールです。比較すると減り具合が良くわかります。

ソールの減りに関しては、左足の外側の方が減りが激しく、ミッドソールまで達しています。

こちらは右足の外側です。まだこちらの方がアウトソールが残っています。

僕はどんなランニングシューズを履いても、同じように左側の方が減りが激しいんですよね。

右足踵内側ミッドソールの潰れ(右足のオーバープロネーションぎみ?)

もう一つ、僕の左右不均等さがシューズにも表れているのが、内側のミッドソール(白い部分)が、左足よりも右足の方が潰れています(横に筋が入っている)。

右足内側のミッドソール

左足内側のミッドソール

これは左足よりも右足の方が踵が着地した時に内側に回転するオーバープロネーション(過回内)気味になっているようです。

逆に、左足はアンダーブロネーションぎみだとも言えますが・・・

インソールは左足小指球付近が摩耗

これも一目瞭然ですね。左足インソールの小指球付近の異常な摩耗具合を見れば、左足の外側のアウトソールに大きな負担がかかっていたことが納得できます。

アッパーは左足小指付近に穴が開いていた

実は、画像を撮っていた気が付いたのですが、左足の小指付近に穴が開いていていたのを発見。

やはり、この近辺に負担がかかっていたんですね。

シューズのダメージ具合から言えること

以上のようなシューズのダメージ具合から考えると、僕は左足を引きずるような走り方になっているのではなないかと思いますが、正直あまり自覚はありません。

左足に体重を乗せがち(左側に重心が傾いている?)

その要因となっているのは、下図(下手な絵ですが大体のイメージです)のように重心が左側に傾いているために、左足に体重を乗せがちになるのではないかと思います。

実はこれには思い当たる節があるのですが、普通に立ったり、座ったりしても、左足に体重を乗せる癖があります。

例えば、「休め」の姿勢(小学生の体育の時に“きをつけ“とか”休め“とか散々やったアレです)は無意識的に右足を斜め前に出して、左足に体重を乗せてしまいます。

座って足を組む時は無意識的に右足を上にします(この姿勢は基本的に左臀部に体重が乗ります)。

このような、僕の姿勢の悪さがランニングフォームに影響を与え、シューズの摩耗やダメージとして表れているのでしょう。

ちなみに、僕がランニングで故障するのは、左のふくらはぎ、左ハムストリング、左臀部、左腰と、左側に集中しているので、恐らく姿勢の悪さやランニングフォームの悪さが影響しているのだと自己分析しているのですが・・・

ランニングフォームを見直したいのだが・・・

では、何をどうすればいいのかというのが今後の課題です。

自分のランニングフォームを動画に撮ってみるとか、専門家に診てもらうとか、色々方法はありそうですが、現在模索中です。

焦らずにじっくり進めていきたいと思っています。

ま、この件も進展があれば、ブログに後悔していきたいと思います。

シューズの評価

asics(アシックス)SKYSENSOR®GLIDE 4を10カ月履いてきたわけなんですが、結論から言いますと、僕が今まで履いたランニングシューズの中では、ベスト3に入ります。

いや、ベスト1と言ってもいいくらいです。

路面の状態をダイレクトに感じることができ、だからと言ってショック吸収性も悪くないです。

また、予想外の反応をすることも無く、脚力を素直に地面に伝えてくれる、とてもオーソドックスなシューズです。

今回、ナイキのズームフライを購入してしまったのですが、直前までSKYSENSOR®GLIDE 4を再購入しようかと迷っていました。

まあ、ズームフライを買った方がブログのネタとしては面白いという考えが強かったんですけどね。

そうでなければSKYSENSOR®GLIDE 4にしたんだろうと思います。

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コメント

  1. 中級トレイルランナー より:

    当然のコメント申し訳ありません。
    この記事は、素晴らしいです。参考になります。
    ありがとうございます。
    他人のシューズの減り方と特にインソールを観たいと思ってました。
    欲を言えば足の裏の皮膚が、どこが固くなっているか知りたいな~と。
    あと、爪は黒くなってますか?ソックスの指のところに穴があきます?
    インソールの指の形に注目してしまいます。

    • エノカツ より:

      中級トレイルランナーさん
      脚の裏は確かに小指球あたりが硬くなります。
      特にランニングを始めて初期の頃は、そんな感じでしたが、最近はあまり硬くならなくなりました。
      何故でしょう?手前味噌ですが走り方が良くなったからでしょうかね?
      あと、以前は脚の指の爪に血マメになる黒くなることもありました。
      左足ばかりなんですが、恐らく僕は左足の方が少し大きいので、右足でシューズを合わせるとそうなる傾向にあるようです。
      あと、冬はシューズが冷えて硬くなるので、やっぱり爪がやられることがあります。
      今後、その辺のあたりも記事にしてみようかと思います!

  2. 中級トレイルランナー より:

    お返事ありがとうございます。
    最初から小趾球着地とは凄いですね。僕は、ベタベタのカカト着地でした。
    小趾球が柔らかくなったという事は、間違いなくフォームが良くなっている証拠だと思います。
    実は、爪の色とソックスの質問をしたのは、インソールの指の形が気になったからです。写真を見る限りでは、五指の形がぼやけて見えるのです。小趾球と母趾球の形ははっきりわかるのに、それに比べて指の形が不鮮明なのかな?と思いまして。
    これは、指の力が入ってないのではなくて、指に力が入れられない状態にあるのではないかと。
    フォアフット走法は、意識しなくても勝手に指に力が入りますので、なので原因は、シューズの紐の締め方かな~??
    つまり着地の際にシューズの中で足がズレている。
    テーピングメーカーのニューハレの社長さんに、セミナーで「殆どのランナーが、シューズの紐が緩い」と指摘されました。そこで教わったのが、シューズの一番最初の紐(前足部)からしっかり締める、という事でした。かなりきつく締めると言われました。逆に一番手前の紐(足首側)は今まで通りにほどほどに締める。締める加減は、その人の好みですが、僕の試した限りでは、痛くならない限りはかなり締めます。
    これはトレランの下りではかなり効果がありました。足底筋膜炎の治療にも効果ありました。
    僕は、自分が以前履いていたインソールを残しておけばよかったと後悔してます。

    • エノカツ より:

      中級トレイルランナーさん

      ご返信ありがとうございます。
      なるほど、足の指の力ですか!?
      僕は今まであまり意識したことが無かったので、今後気を付けて意識してみたいと思います!
      情報ありがとうございます。

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