病み上がりの復活ランニングがやたら快調だった理由

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先日、風邪で休むという記事を書いたのだが、結局のところランニングは風邪で3日も休んでしまった。

風邪で休んだと言っても、3日間普通に通勤し、好きなだけ食べて1日12時間くらい寝て過ごしただけだ。

不思議なことに、風邪で具合が悪くても腹は普通に減るもので、自分の食欲にはいつも感服させられる。

まぁ、食べたいだけ食べたらその分また走ればいい、これが自分流なのだ。

昨夜にはだいぶ楽になってきたので、明日の朝、体調が良ければランニングを再開しようと決めた。

そして、いつもなら20キロのジョグの予定だが、無理はせず15キロに距離を短縮することにし、早めに布団に入った。

今朝目が覚めた時は、少し身体がだるい気がしたが、風邪の症状はほとんど治まった様子なので、予定通り走ることにした。

いつものようにBCAAを10g程水に溶いて飲み、筋膜ローラーで脚や腰を念入りに転がし、ランニングウェアに着替えて、外に出る。

今年最も冷え込むと予報で言っていた通り少し肌寒かったが、8月の地獄のような猛暑と比べれば天国のような気温だ。

そして、いつものようにおもむろに走り出し、10メートルも走ると、直ぐに異変に気が付いた。

異変といっても、ネガティブな変化ではない。

いつもより身体が軽く感じるのだ。

いつものジョグのペースで走っていのに心拍数が上がらない。

仕方がないので、いつものジョグの心拍数を保って走る。

すると、ペースはいつもよりも早くなるのだが、それでも楽々だ。

しかも、身体はもっとペースを上げたがっている。

まぁ、病み上がりなの、抑えて走ることしたが、ぼーっとしていると、いつの間にかペースが上がってしい、またペースをセーブする。

こんなことを繰り返しながら、最後まで快調に走ることができた。

恐らく、この身体の軽さは低い気温のせいもあるだろう。

そして、3日間休んだおかげで、それまでの疲労が回復したに違いない。

さらに、3日間腹いっぱい飯を食って、グリコーゲンが筋肉に充満しているというのも大きく影響しているはずだ。

つまり、風邪のおかげで、勝手にカーボローディングしていたわけである。

そうか、こんなに調子が上がるになら、次のレースでは3日間同じように休んでみるか、と本気で考えてしまう。

休むことに恐怖を感じるアスリートは多いというが、あのジャック・ダニエルズ(ウィスキーではない)さんの本には、休むのもトレーニングのうちだ!と書いていた気がする。

やはり、トレーニングにはメリハリが必要なのだと、改めて実感する。

ま、たまには病気になるのも悪くない。

こんな事がなければ、3日もランニングを休むことなんてまず無いし、レース直前の過ごし方の参考にもなった気がする。

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