今日も30キロ走でした。
今回も後半にペースダウンしないよう心掛けて走りましたが、とりあえずはイメージ通りに走れたと思います。あとは、少しずつペースを上げていくのが課題です。
僕は体力的なトレーニングはもちろんのこと、集中力をいかに最後まで途切れさせない精神的なトレーニングを取り入れています。
今日は、僕なりの集中力の持続方法について書いてみたいと思います。
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自分で自分を応援すれば苦しさは半減する
「レースで少しでも順位を上げたい」「早く走れるようになりたい」という目的意識の高いランナーは、距離を伸ばしたり、ペースを上げたりして自分を追い込む練習を積むのではないでしょうか?
私もレースが近づいてくると、自分なりの練習方法を組み立てて、目標を設定して走っています。当然ペースを上げたり距離を伸ばせば、呼吸は早くなり足には疲労が溜まり苦しくなってきます。
そんな状態になった時、僕は自分で自分に話しかけるのです。
「おいエノカツ!もう苦しくなったのか?本当のお前の力はこんなものじゃないだろう?もっと頑張れるはずだ。ペースを落とすな。お前ならできるはずだ・・・」
自分で書いていて少し気持ち悪いですが、実際に僕は自分に言い聞かせるように、時には叱責したり、応援したりといった具合に話しかけるのです。こうすることで、苦しさは半減します。
もし、このように自分に話しかけなかった場合、もう一人の自分が勝手に表れます。そしてこう言うのです。「こんなきつい思いをして何になる?少しくらいペースダウンしたって罰は当たらないだろう?そうすれば今よりずっと楽になる。今日はこのくらいにしておいて明日頑張ればいいじゃないか・・・」という具合です。
集中力が途切れなければタイムアップにつながる
実はこのことに気が付いたのは最近のことです。何も考えずにボーっと走っていると後者のようなネガティブな自分が心の中を支配してしまいますが、意識してポジティブな自分を心がけていれば、ネガティブな自分を消すことができるのです。
ここまでの話しだとよくある精神論のように思えますが、自分の走りを分析してみると明らかに数字になって表れているのです。自分を応援しながら走れた時はタイムが上がりますが、そうでないネガティブな自分が出ていた時は、ペースダウンすることがほとんどなのです。
僕はこのような状況が「集中力」と関係しているのではないかと思っています。最後まで集中力を途切れさせないようにするには、くじけそうになる自分を応援したり叱責することで自分に暗示をかけ集中力を持続させるのです。
残りの距離を考えないのも集中力持続の秘訣
それから、もう一つ集中力を持続させる方法があります。
登山道を走るトレランでは登山道を登らなければなりません。「この登りはどこまで続くんだろう」と上を見上げてしまうと、先の見えない果てしなく続くかのような登りに思えてきます。
そうなると頭の中で「こんなペースでは最後まで続くかどうか分からないからペースを落とせ」という声が聞こえてきて、実際にペースを落とすといった状況になってしまいます。なので、登り坂では頂上を見上げることはしないようにしています。もちろん足元だけを見て走るのは危険ですから10メートル先から自分の足元の間を常に見回しながら走るようにしています。
似たようなことですが、残りの距離を考えないようにもしています。もちろんペースを維持するために今までに走ってきた距離は確認しますが、そこから逆算してしまうと「あと〇〇キロも走らなければならない」と考えてしまい、気持ちがネガティブになって集中力が途切れてしまうことが往々にしてあります。
最後に
以上のようなことは普段の練習の中で集中力を持続するために僕が行っている方法です。体力的な部分と精神的(集中力)な部分は、ランニングだけでなく様々なスポーツにおいて密接に関係していて、成績やタイムに大きく影響を及ぼします。
皆さんも自分なりに集中力を高め、持続させるよう実践してみてはいかがでしょうか?必ず成績やタイムに繋がるはずです。