LSD(ロングスローディスタンス)で速くなるって都市伝説なのかも?

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ランニングしている人なら、LSD(ロングスローディスタンス)は知っていると思います。

目安としては個人差があるものの、キロ7~8分程度のペースで1時間半以上走るなんて言われていますが、このトレーニングで速く走れるようになるんでしょうか?というのが今日の話題。というよりも僕自信の疑問です。

というのも、ランニングを楽しむ友人の一人から、レースのタイムがなかなか伸びないという悩みを聞くことがあったのですが、練習の大半をLSDのようなトレーニングばかりやっている、とのことだったんですね。

僕自信はシーズン初めで長い距離や時間に耐えるスタミナを付けるためにLSDをやりますが、それ以外ではほとんどやりません。

普段、もし同じ時間を費やすならペース走や速めのジョグをやった方が、よほど効果的なはずです。逆にLSDを続けることによって、遅いペースに慣れてしまうと、速いペースで走れなくなったり、速く走るランニングフォームが身に付くこともありません。

また、LSDを行うことによって、毛細血管を発達させる効果があると言われているのですが、ペース走やインターバル走では毛細血管は発達しないのでしょうか?僕はそんなことは無いと思っています。

さらに実業団や大学の選手達がLSDをやっているという話しもあまり聞いたことがありません。本当はやっているのでしょうか?

LSDをやって早く走れるようになる、言われることがあるようですが、恐らくランニングを始めたばかりの人なら、それなりの効果はあると思いますが、ある程度走り込んでいるランナーには効果は無いのではないかと思います。

LSDで速くなれるという話しは市民ランナーの間で広まった都市伝説のようなものだと思っています。

なので、その友人には、LSD的な練習は少なめにして、ペース走やインターバル走などの練習を増やすようにお勧めしておきました。

逆に速く走れなくてもいい、と考えているランナーならLSDばかりやってもいいんじゃないかと思います。LSDは体に無理な負担をかけず健康にいいのは確かだと思います。ランニングの楽しみ方は人それぞれですからね。

ということで、今日のところは以上です。

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