利き足と軸足から考える【ランニングフォーム改造作戦 その3】

シェアする

昨日は朝ラン20キロの日でした。

最後の1キロで、古傷の左ふくらはぎに張りが出初めて、少し痛みだしてランニング終了でした。

もちろん、無理は禁物ですから、ふくらはぎに張りを感じた時点で、ペースダウンしました。

最後の1キロだったのは幸いでしたが、昨日一日はずっとふくらはぎの張りが酷かったので、ちょっと心配です。

今日は朝ランはやめて、夜走るかどうか様子を見ることにしました。

再三ブログにも書いていますが、僕はどうも左半身ばかりに不具合が出てしまいます。

最近は走っていなくでも、常に左臀部が張った感じがしているのと、酷い時は左肩に肩凝りがでてしまいます。

ランニングで故障が出る要因の一つとして僕はランニングフォームに着目し、現在はランニングフォーム改造作戦を実行中です。

左右不均等すぎるランニングフォームは良くない?

で、僕のランニングフォームに大きく影響を及ぼしているのは、左右の不均等だと考えています。

人間の体は左右均等ではありませんし、左右均等に動かないのも当たり前です。

その証拠に、内臓は左右不均等に配置されていますし、人間は必ず右利きや左利きがあり、脳には右脳と左脳があってそれぞれ役割分担が違っていたりします。

左右不均等は仕方ないとして、その状態を認識したうえで、故障が出ないように、そして効率的な走りができるように少しでも改善したいというのが、今の僕の思いです。

「利き足」と「軸足」の違いを理解する

人間の足には「利き足」と「軸足」があることをご存じでしょうか?

「利き足」ほとんどの人が聞いたことがある言葉だと思います。

例えば、サッカーボールを蹴る時などは、蹴りやすい足が利き足です。

恐らく右足の方が蹴りやすいという人が多いでしょう。

僕も右足です。

実は利き足は細かい操作が得意な足になります。

確かにサッカーボールは足の向きや角度など、細かい操作をしなければ、上手に蹴ることはできません。

そして、「利き足」の反対側の足を「軸足」といいます。

軸足という言葉は、意外に知らない人が多いと思います。

「軸足」はサッカーで例えるなら踏ん張る側の足です。

他にも、走り高跳びや走り高跳びで蹴る時の足や、ランニングのスターティング姿勢で前に出ている足が軸足です。

つまり、軸足は踏ん張ったり蹴ったりするのが得意な足で、利き足よりも力が強くバランスも取りやすいと言われています。

そう言えば、僕は何気なく立っていると無意識に左足に体重を乗せていますし、片足立ちやプランク(体幹トレーニングの姿勢)で片足を上げる時など、左足の方がバランスが取りやすい気がします。

なので、利き足と軸足にはそれぞれ役割分担があり、普段の何気ない生活やスポーツの際に、上手く機能しているということになります。

「利き足」と「軸足」がランニングにどう影響するのか?

では、「利き足」と「軸足」は、ランニング(歩くことも含めて)という運動にどう影響を与えているのでしょうか?

色々調べてみたのですが、「利き足」、「軸足」とランニングに関する論文などは見つかりませんでした。

なので、ここからは僕の仮説になります。

僕はフォアフットなので、小指球(小指の付け根)付近から着地し、その後踵が着地し、蹴る時は、つま先に抜けることになります。

僕のランニングシューズは左足の小指球付近の減りが激しいので、左足主導で着していると考えられます。

逆に右足のシューズの方は左足のシューズよりも、つま先の減りが激しいので、右足主導で蹴る走りになっていることが考えられます。

ということは、衝撃を左足主導で受け、さらに蹴る動作が上手くできていないということになります。

最後に

故障するのが左半身に集中しているということを考えれば、前述したことも腑に落ちます。

ということは、右足の着地をもっと意識して、左右に分散させればよいということになるのかもしれません。

逆に、左足の蹴りに意識を集中すれば良いのかもしれません。

いや、両方でしょうか?

いずれにしても、なんとなく改善の糸口は見えてきたような気がしますが、これをどうランニングフォームに落とし込むか?

最も難しい課題です。

正直、今この場で具体的な答えは出てきませんが、とりあえず走りながら試行錯誤してみたいと思います。

スポンサーリンク
336×260
TOPへ