安静時心拍数が低いってスポーツ心臓じゃね?健康に良いのか悪いのか!?

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ども、健康第一主義でランニングを始めたのに、あちこち体を壊した経験多数のエノカツです。

ところで、ランニングなどの有酸素運動を続けていると、安静時の心拍数が低くなるのはご存じですか?

これをスポーツ心臓と言うらしいです。

男性の場合は普通1分間に60~70拍ですが、スポーツ心臓は60拍を下回り、トップアスリートの中には30拍という人もいるそうです。

ちなみに昔、自転車ロードレスで有名なツール・ド・フランスを5連勝したスペインのミゲール・インデュラインは安静時心拍数が30泊を下回っていて、ギネス記録にもなったらしいです。

アスリートの安静時心拍数が少ないのは、トレーニングによって、心臓の筋繊維が強くなり心室も拡大し、1回の鼓動で送ることができる血液量が多いというのが理由なんだそうです。

ちなみに、僕の安静時心拍数はだいたい46拍らしいです。

普段使っているランニングウォッチガーミン フェニックス5 Sapphireにはそう記録されておりました。

僕が安静時心拍数を確認する時って、朝起きて普段よりも高いと疲れが溜まっている、みたいな判断をすることはあるんですが、長期的にみてどうなのかも気になるところ。

で、安静時心拍数というのは、寿命や健康に相関性があるという論文やら説があるそうです。

例えば、

  1. 安静時心拍数が低い(特に50~60泊)と心筋梗塞などの病気になりにくい

  2. 人(哺乳類)が一生に打てる鼓動の数は決まっているので安静時心拍数が低い方が長寿

ただし2.については運動することによって心拍数を上げてしまうので相殺される、もしくは一生に打てる鼓動の数を使い果たし、短命になるという説もあります。

逆にスポーツ心臓と聞くとあまりポジティブな見方はされていないこともあり、スポーツ心臓症候群という心疾患とみなされる場合もあるそうです。

具体的な症状としては、心雑音不整脈などが現れるそうで、最悪は心臓の疾患が原因で突然死の原因になるケースもあるらしいです。

ただ、スポーツ心臓だからといって、全てが体に悪いというわけではなく、適度なスポーツによるものは、健康に良いとされているのは周知の通りなんですが、健康なスポーツ心臓と深刻な疾患を持つ心臓を区別するのは困難らしく、これが厄介なところ。

で、意外にランナーの不整脈の人って多そうなんですよね。

実は僕も稀に軽い不整脈らしい症状が出ることがあって、人間ドックで受ける心電図の検査なんかに異常が出ることもなく、苦しくもなんともないし、直ぐに収まるので放置しているんですけどね。

その件を先日人間ドックの問診の時にお医者さんにお話ししたら、不整脈の原因がランニングにあるかどうかなんて簡単には分からないし、不整脈の全てが病的なものとは限らないそうです。

なので、もしかしたら気のせい?かもしれません。

ただ、月に300キロ以上走っていることを医師に話したところ「健康のためにランニングをするのは良い事ですが、やり過ぎも良くないので程々に・・・」という感じの、微妙な回答。

不整脈に限らず、体を酷使するほど走っていて心配になった人は、専門の病院でも探して精密検査を受けるのが良いのかもしれません。

僕も若くないし、健康のために始めたランニングが原因で病気になるのは本末転倒ですから、機会を見つけて検査を受けてみようかと思います。

でも、ポックリ逝くのも案外いいかも、って冗談です。

ちなみに、スポーツ心臓症候群は運動強度を控えることで解決するらしいので、何らかの症状が出ている人は試してみるのも良いと思います。

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