僕は半年ほど前から、ナイキズームフライ、ペガサスターボ、ペガサス35などの厚底ランニングシューズをメインに履いていて、すっかりと虜になってしまいました。
なんといっても“クッション性が良いので脚に優しいのと、しかも反発力もあって速く走れる”というのが理由です。
ナイキの厚底シューズの使用レポートなど色々書いていますのでよろしければこちらもご参照ください。
目次
厚底ランニングシューズ実は不安定!?
いいことずくめの厚底ランニングシューズのようですが、僕には気に入らない点が一つだけあります。
厚底のラインニングシューズは、地面の凹凸などの影響を受けやすく不安定な挙動が出ることがあります。
実際、僕はナイキのズームフライで走っている時に、道路の傾斜や凸凹に着地して、足首をくじきそうになったことが何回かあります。
ソールが厚いぶん、足と地面の距離が遠く(支点が高くなるということです)なるわけですから、横方向の傾きや荷重に対して不安定になってしまうのではないかと思います。
つまりハイヒールを履いた女性が、足首をカクンとやってしまうのと同じことなんですよね。
不安定さを解決するためにインソールを交換
ということで、僕が少しでもこの不安定さを軽減させる改善策として選択したのが、フォームソティックス (Formthotics)というランニング用インソール。
ランニング用のインソールに求める効果としては、
- 安定性
足・脚のアライメントを調整し安定性を高める(オーバープロネーションを軽減) - クッション性
着地時の衝撃を軽減する
などがあると思います。
今回僕がナイキの厚底シューズに選んだのはRun Singleという薄くクッション性はあまり無いタイプです。
今までフォームソティックスのインソールはクッション性に優れた2層構造のRun Dual
Run Dual Competition
を選んでいたのですが、もともとナイキの厚底シューズには、優れた衝撃吸収性能を持っているので、インソールにクッション性を求める必要は無いと判断したからです。
フォームソティックスRun Singleを入れると厚底シューズの安定性が改善!
Run Singleを使用して500キロ以上、レースでも使用しましたが、選んで正解でした。
もともとフォームソティックスRun Dualというインソールは土踏まずのアーチを支える機能が優れているのと、使っているうちに自分の足の形に成形されて、自分だけのカスタムインソールが勝手に出来上がってしまいます。
Run Singleもこの点は同じで、着地時に足がぶれたりすることも無く、シューズの安定性が格段に良くなる点などもRun Dualと変わりませんでした。
使用前のフォームソティックスRun Single
使用して足の形に成形されたフォームソティックスRun Single
なので、ナイキの厚底シューズに入れると、以前よりもしっかりした安定感が得られるようになり、荒れた路面状況でも安心して走れるようになりました。
Run Singleはレース用ランニングシューズやシューズのサイズを大きくしたくない場合にもおススメ
僕はRun Dualを使う場合、ワンサイズ大きめのシューズを最初から選ぶのですが、そうなるとヒールカップがブカブカになることがあったりして、シューズやサイズ選びに苦労することが多々ありました。
でも、Run Singleは厚みが薄いので、ジャストサイズで選んだランニングシューズやレース用のシューズなどにも合わせやすいというメリットがあります。
実際に僕は、ナイキのペガサスターボをジャストサイズで購入し、Run Singleを入れてレースにも使用し、全く問題がありませんでした。
なので、シューズのサイズを大きくしたくない人にもRun Singleはおススメです。
最後に
ランニングシューズにカスタムインソールを求めるランナーはまだまだ少ないような気がしています。
スキーでは、結構多いような気がするんですけどね・・・
僕もランニングを始めた頃は、ランニングシューズに拘りはなく、ましてやインソールなんて、全く眼中になかったんですよね。
でも、脚を故障して藁にもすがる思いで、インソールを変えてみたところ、あっというまに改善した経験をして以来、インソールは欠かせない存在となっています。
よろしかったらランニングインソールの記事他にもありますので読んでみてください!
フォームソティックスをお求めになりたい方はこちらからどうぞ
厚みが薄いフォームソティックスRun Single
ある程度クッション性を求めたいならフォームソティックスRun Dual
土踏まずのアーチが低めのフォームソティックスRun Dual Competition