僕の友人で雑誌の編集をしているKさんと、ライターをしているYさんに会う機会がありました。
二人とも雑誌社などには所属せずにフリーで活動をしているとのことですが、色々と仕事の悩みを聞いて、大変さを感じた次第。
納期に対する重圧は半端無い
仕事に納期は付きものというのは当たり前なんですが、雑誌の発行に影響を及ぼす重圧は相当なものだとか。
編集の仕事をしているKさんは、ライターさん、カメラマンさん、デザイナーさんなど、様々な役割の人達を取りまとめる役割も担っていて、他のメンバーとの調整や交渉などの、やりとりでストレスも大きいとのこと。
メンバーの誰かが締め切りに遅れたりすれば、最悪は雑誌の発行時期に影響を及ぼす可能性もあるので、納期に対する重圧が誰よりも重くのしかかる。
そのせいで、Kさんは円形脱毛症になったり、ストレス太りで体重が10キロも増えたことがあるんだとか。
記事が書けないストレス
ライターのYさんは、記事がなかなか書けない状態が続くことも多いといいます。自分自身が納得できないとか、迷いがあったりすると、筆が全く進まなくなるそうなんですね。
記事には自分の名前がクレジットされるため、変な仕事はできないといった、重圧がそうさせるのだそうです。
一時期はアルコールの力を借りなければ書けなくなり、アルコール依存症寸前の状態に陥ったこともあるのだとか。
フリーで活動することの大変さ
KさんもYさんも共通している点は、自分自身にかかってくる信用の大きさです。もし、雑誌社の期待に応えられない仕事をしたり、納期を守れなかったりすれば、次から仕事をもらえなくなる可能性もあります。
編集者としてライターとして常に期待を裏切らない仕事を維持していかなければならない重圧は計りしれません。
どのようにして重圧を乗り越えるのか
では、納期や期待に対す重圧をどのようにして乗り切っているのか?それは良い仕事をして、良い評価を得ることに尽きるのだそうです。
どのようなストレスや、重圧であっても、良い仕事をして、高い評価を得られれば、それまでも苦労は一変に吹き飛んでしまいます。またプロとしての評価が上がることで、報酬アップにも繋がるという訳なんですね。
最後に
ということで、フリーで活動する編集もライターも決して楽ではないということなんですね。何よりも責任が全て自分にかかってきますからね。
他にも色々なお話しを伺ったのですが、また別の機会にブログに書いてみたいと思います。