空前の求人倍率?
7月の有効求人倍率は1.52倍だったそうです。この1.52倍というのはバブル期に最も高かった1.46倍より高く、1974年2月以来43年5カ月ぶりの高水準だとか。
マスコミは景気回復と人手不足を受け、雇用環境は安定した状況が続いていると報じているけれども、僕の周りには景気が回復していると感じている人は少ないように思います。
だた、求人数が増えているのは確かなようで、僕の周りにもこの状況にあやかって?つい最近転職を成功させ知人や友人が何人かいます。その中の一人に聞くと不動産系の割と大手の会社に転職できたということで、本人は喜んでいました。大手に転職できたからといって良かったと言えるかどうかは別にしても、本人の希望に叶った点は良かったのではないでしょうか。
本当に良い転職だったのかどうかは、これから本人の働きぶりで決まるわけですから、頑張ってほしいものです。
転職の意義とは?
僕はよく若い人から転職の相談を受けることがあります。正直なところ赤の他人から転職の相談をされても困ってしまいます。別に相談を受けるのが嫌なわけではありません。大抵の場合相談の内容は転職するべきかどうかというものがほとんどです。しかも今の仕事に飽きたとか、もっと休みを取りやすい会社に行きたいといった、軽い?理由が意外に多いのです。確かに飽きたとか休みたいなど、立派な理由かもしれませんが、そういうことを相談されても返答に困ってしまいます。
僕は転職を社会的に成長させてくれる大きなきっかけだと考えています。転職する理由も今の会社にいてもこれ以上大きな成長を望めないとか、もっと自分を成長させてくれる会社に転職したいといった気持ちが重要です。でなければ採用する面接官には伝わりません。仮に転職できたとしてもいい仕事ができるはずはありません。