僕は冬になるとスキーなどのウィンタースポーツも楽しんでいるのですが、先日一緒にスキーに行った仲間との間でこんな話題が持ち上がりました。
「スキーをより楽しむために、夏の間のトレーニングとして何をやればいいのだろうか?」
トレーニングの基本は有酸素運動
スキーはある程度標高の高い所で行うスポーツなので、酸素が薄い状況で身体を動かす必要があります。また、そのような環境の中、一日中滑っても疲れないたまには、全身持久力を付けるのが基本になります。
具体的にはランニング、自転車、水泳などの有酸素運動をトレーニングの基本とすればいいでしょう。
HIITを取り入れればさらに良し
ゲレンデの長さにもよりますが、上から下まで数分かかるコースをノンストップで滑ることのできる人は稀でしょう。数秒~数十秒滑っては立ち止まりながら、これを何度も繰り返して下まで下りるのが一般的だと思います。
ということは、ある程度の30秒~1分程度の高付加な持久力が必要ということになります。30秒とか1分程度のHIIT(高強度インターバルトレーニング)を行うことで、スキーにおけるパフォーマンスは相当高まるはずです。
足腰をメインとした全身の筋トレを取り入れればもっと良し
前述しましたのは主に有酸素運動ですが、実はスキーには瞬発力も必要になります。スキーで最も使用する筋肉は太腿の筋肉、つまり大腿四頭筋やハムストリング、それから背筋なので、スクワッドやデッドリフトはやっておきたいトレーニング。
もちろん、下半身を支えるためには上半身の筋肉も重要になりますので、上腕や胸まわりの筋トレも取り入れたいですね。
バランストレーニングも取り入れればパーフェクト
スキーはバランスのスポーツなので、バランスボールや、バランスディスク、スラッグラインなどで、ちょくちょくバランス感覚や体幹を鍛えておけばパーフェクト!
最後に
以上のように、色々とトレーニング方法についての話題になったのですが、これだけのトレーニングを行う必要があるのはスキーの選手くらいでしょうから、個人的には有酸素運動で全身持久力を付けておくだけでも、十分スキーに活かせます。
運動不足でスキーをやってもすぐに疲れてしまって、午後からはお茶しかできないといった人は、ジョギングなど始められてはいかがでしょうか?
ということで、今日のところは以上です。