僕のラン仲間の一人(ランニング歴1年40代)が、足底筋膜炎になってしまいました。
ランニングを始めて1年というのは、走る距離やスピードが伸び盛りの時期でもあるので、身体にかかる負担は大きなものになります。
また、肉体的な負担が大きくても、本人が自覚できないケースも多く、気が付いたら大きな故障を患ってしまうことも珍しくありません。僕もかつてはそうでした。
足底筋膜炎とは?
足底筋膜炎(そくていきんまくえん)とは足底腱膜炎(そくていけんまくえん)とも言われ、足の裏の筋膜や腱が炎症を起こしてしまうことで、踵付近に痛みが出るのがほとんど。
簡単に言えば土踏まずに負担がかかり炎症を起こしてしまうんですね。スポーツ選手全般に発症しますが、ランナーも多く発症することでも知られています。
なので、踵の痛みが出た方は、まずは整形外科などで診てもらうのをおススメいたします。
どうやって治す?
ランナーの皆さんは一日でも早く直して走りたいの一心だと思いますが、基本は安静療法と言われています。つまり無理して走らないことですね。
軽ければ1カ月程度で治まりますが、長引くと1年もかかったという例もあるので、無理は禁物です。
どうしても走りたい人はどうする?
とはいえ、1カ月も走れないなんて無理という人も多いんですよね。僕もその一人なんですが、症状が軽ければ、あまり無理せず走ることもできないでもないんですけれども・・・。
以下は、あくまでも僕のケースなんですが、以下のような対処を施しながら走っています。
土踏まずをサポートするインソールを使用する
僕自身、色々なインソールを試して最終的に落ち着いたのがこれFormthotics(フォームソティックス)。
もともとは医療用として開発されたインソール。特徴としては土踏まずのサポート力に優れていて、最初は痛いと感じるかもしれませんが、僕の中では効果絶大。過去に慢性化していたランナーズニーが完治してしまった程の優れモノです。
Formthotics(フォームソティックス)の過去の記事はこちら
鎮痛効果抜群のジクロテクトPROテープを貼る
湿布は抗炎症効果と痛みを抑えてくれる効果があるので、お馴染みの処方として知られておりますが、僕はジクロフェナクナトリウムを配合した鎮痛消炎テープ剤を使用しています。とにかく痛みが取れる効果は凄いですよ!
最悪は鎮痛剤
過去にどうしても走りたいレースで鎮痛剤を飲んで出場したことがあります。練習などで色々試した結果、よく効くのはロキソニンSですね。
炎症をある程度抑えてくれる効果もあるので僕はいざという時に服用します。
針や超音波も試す価値はあり
僕の行きつけの接骨院では希望に応じて針や超音波を施術してくれるので、大事なレースを控えている時などは利用することも多いですね。効果は個人差もあると思いますし、接骨院によっても違うと思うので、機会があれば色々と試してみるといいと思います。
最後に
という感じでラン友さんにアドバイスしたのですが、症状がひどい時は何をやってもダメ。場合によっては症状が悪化する場合もあるので、医師や専門家のアドバイスを受けながら、もしくは自己責任でお試しください。