ランニングの効果的なシーズンインはHIITを少しだけ取り入れること

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僕は12月から5月ゴールデンウィーク頃まではスキーをしています。

なので、その間ランニングはお休みです。

とはいっても、スキーシーズンはコンディション維持のため月150キロくらいは走っているのですが、ジョグってばかりなので本気モードで走るための体力は衰えてしまいます。

そんなわけで、スキーシーズンが終わる5月頃から本格的なランニング再開となるわけです。

半年ランニングを休むとどうなるか?

月刊150キロのジョギングを続けていたとは言え、半年も本気ランニングを休んでいると、どうなってしまうかと言いますと、心肺機能や脚力など走るための全ての機能が衰えてしまいます。

例えば、

  • 長い距離を走れない
  • 速いペースを維持できない

といった感じで当然と言えば当然で、持久力、スピードともに見事に落ちてしまいます。

確かあの小出監督もトップランナーでさえ少し練習を休んだだけで走力が激落ちしてしまう、なんていうことを本で読んだ気がします。

なので、半年もダラダラとしか走らなかった僕は、とれもレースで走れるような身体ではないんですよね。

そして、ランニングを休んでいた分、体重も増加してしまいます。

もちろん、体重増加に関してもランニングに大きな悪影響を及ぼしてしまいます。

そして毎年この時期になると衰えてしまったものを取り戻すのに本当に苦労するんですよね。

僕が取り入れているランニングシーズン初めのトレーニングメニュー

衰えた走力を取り戻し増えた体重を減らすために、ランニングのシーズンインではジョギングやLSDなど、ひたすら長い距離を走るのが一般的なのではないかと思います。

僕も基本的には、同じ考え方でよいと思います。

で、僕の場合5月のランニングのメニューはだいたいこんな感じで取り組んでいます。

10~15キロ走(ジョグ) 週3~4日
20~30キロ走(LSDかジョグ) 週1日
HIIT 30~60秒の全力走×2~3回 週1日

シーズンインからHIITを取り入れれば早く身体が出来上がる

シーズンインはもちろん、ジョグやLSDがメインとなりますが、数年前から週に1日だけHIITを取り入れています。

実はこのHIITを取り入れる点がミソ。

時間と回数を少なめですが、HIITで刺激を入れることによって、シーズン中盤のペース走などのスピードトレーニングに楽に移行できるんですね。

もちろん、HIITをシーズン初めから取り入れることによって、以前よりもペースアップと持久力の向上が実感するようになりました。

HIITを取り入れる場合の注意するべき点

ということでHIITは早く身体をつくるための特効薬でいい事ずくめのようですが、実は落とし穴もあるんですね。

HIITは通常のランニングとは違い、短い距離と時間とはいえ身体に大きな負担がかかります。

特に筋肉や腱の故障を抱えている場合や、シーズン初めでほとんど身体が出来ていない状況では要注意で、あまり無理をしすぎると一瞬にして故障が再発、あるいは新たな故障を招いてしまうリスクもあります。

なので、故障が完治していない場合や、日頃のトレーニングで疲労が溜まっている場合など無理は禁物です。

だからと言って、全力走が出来なければ、HIITの効果は激減してしまいます。

自分の身体と相談しながら慎重に無理せず行いましょう。

最後に

前述しましたが、僕は以前からシーズン中盤まで、走れる身体に戻すことに本当に苦労していましたが、シーズンインからHIITを取り入れるようになって、走れる身体を早期に取り戻すことが楽にできるようになったんですよね。

ダラダラと長い時間を走るばかりではなく、短い時間であっても最大心拍数に持っていくような刺激を時々与えることで、走る身体を呼び戻してくれるのではないかと思います。

そして、HIITを早期から取り入れるようになって、シーズンインから焦りが無くなりました。

誰でも同じように効果が出るかどうかは分かりませんが、シーズンイン後なかなか走る身体に戻せない人は、一度試してみるのをおススメします。

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