昨日は30キロ走の日でした。
朝から冷たい雨が降り続き予想最高気温は15℃を下回るとのこと。ベランダの窓を開けると外は冬のような寒さです。
僕はランニングの服装で悩みました。今日の気温でレインウェアを着れば、次第にウェアの中は蒸れて暑くなります。結局は汗だくになってしまい、ランニングのパフォーマンスは上がらないと予想しました。
冷たい雨で体温を奪われるとランニングのパフォーマンスは低下する
では夏のランニング用の半袖もしくは長袖のTシャツで走った場合はどうでしょうか?汗はほとんどかかないかもしれませんが、体は雨でびしょ濡れになり体温を奪われてしまう可能性があります。
特にお腹、つまり内臓が冷えてしまうと、体温を維持しようとして内臓に多くの血流が必要になるのです。
本来は筋肉に大量に回るはずの血液が内臓に回れるわけですから、最悪ランニングのパフォーマンスは低下してしまいます。
したがって極力雨による体温低下を防ぎつつも、適切な体温調整ができる服装で走る必要があります。
この日僕が選んだのはfinetrack(ファイントラック)のパワーメッシュ
僕がこの日の天気に選んだのはランニングシャツの下にドライレイヤーというアンダー(下着)を一枚追加することです。
それはfinetrack(ファイントラック)のパワーメッシュというドライレイヤーです。パワーメッシュは直接肌の上に着用し、その上にランニング用のシャツを着用して使います。
パワーメッシュの最大の特徴は汗などの水分を肌から素早く遠ざけてくれることです。また、撥水性を持っているため、一度外に出した汗が肌に戻るといった「汗もどりが起こりくい」という特徴を持っています。
この汗もどりを防ぐ効果は、雨のように外部から侵入してくる水分も寄せ付けないのです。ですから、汗を大量にかいて汗冷えを防ぐためだけでなく、今回のように雨で濡れて体が冷えてしまうのを防ぐためにも使用できるのです。
僕が愛用しているfinetrack(ファイントラック)のパワーメッシュはトレランだけでなく冷たい雨や冬のロードでも汗冷えを防いでくれます。
最後に
昨日のランニング中の平均気温は13℃という冬並みの天候でした。僕は冷たい雨の中、パワーメッシュを着て、お腹を冷やすことなく、必要以上に汗をかくこともなく、最後までペースを落とすことなく走ることができました。
僕が普段からランニングの服装にこだわるようになったのは、トレランで得た経験や知識によるものです。山の天候は急変することも多く、また山の麓と頂上では全く気温が違います。ウェアの選択を間違えばパフォーマンスが低下するばかりか、最悪は命の危険さえあるのです。
トレランの経験や知識をロードラインニングに活かしていることが他にもたくさんあるので、機会があればご紹介していきたいと思います。