アルコールのリスクは運動しても帳消しにならなかったという話し

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ここ数年の出来事なのですが、2人の知人(先輩)が脳卒中を患ってしまいました。

1人は亡くなってしまい、もう一人は障害が残りリハビリ中です。

2人とも普段から健康に気を遣っていて、脳卒中を患う前はとても元気だったのに、なぜ?という疑問ばかりが残ります。

2人の共通点は大のお酒好き

僕が知る限りの2人のプロファイルを書き出してみました。

Aさん63歳
運動:毎朝1時間のウォーキングが日課
喫煙歴:無し
飲酒:毎日晩酌

Bさん65歳
運動:週に3回程度の軽いジョギング、1カ月1~2回の登山
喫煙歴:20年以上前から禁煙
飲酒:ほぼ毎日晩酌

2人に共通しておりますのは、とても健康に気を使っていたのですが、大のお酒好きだったということ。もちろん、アルコールだけが脳卒中の原因だとは言い切れませんが・・・。

お2人は、口癖のように「お酒を美味しく飲むために運動する」なんて言っておりました。また、Bさんは、たばこはやめられてもお酒だけはやめられない、という話しをしていました。

お二人とも無類のお酒好きだったわけです。

運動さえしていればアルコールのリスクは帳消しになるのか?

飲酒の量が増えれば増える程、脳卒中を含む様々な病気のリスクは上がると言われており、ご存じの方も多いことでしょう。

一方では、適度な運動によって脳卒中を含む様々な病気のリスクは下がるとも言われております。

僕もお酒は大好きなので、「お酒をたくさん飲んでも健康でいたい」とか「お酒を美味しく飲みたい」とかいう理由で、毎晩かかさず晩酌をしながら、ランニングやら筋トレに励んでいた時期がありました。

いくらお酒を飲んでも、たくさん汗をかいて運動すれば「帳消しになる」という勝手な思い込みもあったと思います。

たらればの話しをすれば、AさんもBさんも、もし運動をしていなければ、もっと早く脳卒中になっていたかもしれませんし、お酒を飲んでいなければ脳卒中にならなかったとも言い切れないところです。

しかし、運動をしたからと言って、脳卒中を防ぐことはできなかったのは事実、もし病気になるリスクを少しでも下げたいのならお酒を飲まないにこしたことはないでしょう。

アルコールは人間にとって必要なものではありませんし、むしろ毒と思った方が賢明です。

最後に

今日は少し暗い話しを書いてしまいましたが、この話しは僕がアルコールをやめるきっかけの一つになった出来事でもあります。やはり身近な人の出来事は、人ごとではすまされません。

ちなみに、アルコールは適量なら飲んだ方が健康にいいとか言われていたりしますが、適量っていうのも個人差があって、なかなか難しいんですよね。中途半端に口を付けると、酔っぱらって止められなくなるのがアルコールの恐ろしさなので、飲まないに越したことはありません。

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