昨夜は800m×6のインターバルの日であった。
6本のうち、3本は急ではないが長く続く緩い坂を駆け登らなければならない。
この坂の最後の50m手前で一段ギアを上げれば最大心拍数に達する。
Vo2maxを高めるトレーニングに最適なのだ。
しかし、昨日は明らかに様子が違った。
中盤まではいいペースで走れていたのだが、最後の50m手前で体が動かなくなり、大きく失速してしまったのである。
次の坂でも全く同じところで体がいうことをきかなくなり、やはり失速した。
こんな状態では、トレーニング効果は上がらないと判断し、4本で終了となった。
実は、この失速の原因は分かっていた。
前日のアルコール摂取だった。
(晩酌は1年以上前にやめて、普段は飲まないのだが、人に誘われれば断らないようにしている)
しかも、居酒屋でジャンボハイボールを3杯以上は飲んだ記憶がある。
アルコールを摂取すると、確実に運動の能力は低下することは、十分わかっているのだが、20時間経過し、ここまで大きく影響が出るとは思ってもみなかった。
結果的に、最大心拍数に達するような高強度の運動に対しては影響も顕著になるということが、身を持って理解できたということになる。
もちろん、アルコールを飲む量や経過時間によっても影響の度合いは異なるに違いない。
しかし、一説には、アルコールを飲むと1週間は大なり小なりの影響が残ると言われている。
大事なレースを控えているランナーの皆さん、レース前の飲酒はくれぐれもご注意ください。
僕はレース前1週は一滴もアルコールは飲みません!