実は肉や魚を食べないベジタリアン生活を1年ほど続けたことがあります。
ベジタリアンとかウィ―ガンと言えば、動物の殺生に対する倫理観や宗教上の理由から肉や魚などの動物は一切口にしない人達なんでしょうけど、僕の場合は単に健康になれるかもしれないという興味から試してみたんですよね。
ということで、ベジタリアンをやってみて、何が良くて何が悪かったか、書いてみたいと思います。
ベジタリアンをやって良かった点
体重は減る
やっぱり野菜と穀物ばっかり食べているので摂取カロリーは減ります。
逆に言えば、カロリーをどうやって増やすかと言う点に苦労したくらいです。
肉や魚にはかなりの脂質が含まれているので、少しの量でかなりのカロリーを確保できていたんですよね。
野菜をどんなにお腹いっぱいに食べても、大してカロリーになりません。
それに、たんぱく質や脂質が圧倒的に不足するので、様々な豆類を飽きる程食べました。
さらに、サラダにはオリーブオイルなんかを大量にかけて、脂質を十分に取るようにしました。
なので、カロリーの割にはお腹一杯になります。
体調はまあまあ?
ベジタリアンをやって、体調を崩してしまったという人がいるようですが、それは恐らく栄養のバランスが崩れてしまったことに原因があるのではないでしょうか?
前述したように、たんぱく質、脂質、それからカロリーの確保に相当注意を払う必要があります。
僕の場合、最初から栄養バランスとカロリーの確保に気を付けていたので、体調を崩すことは無く、普通に生活できました。
かといって、特段なにか大きな変化が起きたわけではありませんが、糖質制限をしていた時よりは体調は良かったですね。
ランニングへの悪影響も無い
スタミナが落ちることも無く、普通に走れました。
ランニングのエネルギー源となる、炭水化物はお米などの穀物からいくらでも摂れますし、筋肉の元になるたんぱく質は、大豆を原料とした豆腐、納豆に含まれます。
あと、スーパーフードと言われる、キヌアやチアシードにもたんぱく質の割合が多く、よく食べました。
身近なところでは、お米やそば粉にも含まれているんですよね。
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と言う感じだったので、糖質制限やっていた時よりは栄養バランスも整っていて、問題無く走れました。
ベジタリアンの悪かった点
外食で困る
これは仕方はりませんね。
最近ではベジタリアン専門のレストランなんかあるようですが、外食する時なんて1人よりも誰かと行くことがほとんどなので、自分本位で店を決めることができませんからね。
居酒屋なんかでも圧倒的に食べられるメニューは減りますから、本当に困りました。
例えば、お蕎麦を頼んだとしても、つゆの出汁に鰹節が使われていたりすると、お魚が料理に使われているということで、NGになるんですよね。
僕は、そこまで厳密にやりませんでしたけど・・
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意外にもお金がかかる
天候不順なんかで野菜全体が高騰してしまうことって結構あるんですよね。
ベジタリアンやっていると、野菜を食べる量は半端じゃかかったので、ダイレクトに食費に跳ね返ってきます。
野菜が高いので今日は肉料理にするか、なんて訳にもいかず、案外代替が利かなかったりして結構大変でした。
最後に
僕的にはベジタリアンって、結構気に入っていたんですが、面倒くささにかまけて、1年ほどでやめてしまいました。
糖質制限もそうなんですが、何かを制限したりするのって、やっぱり僕の性に合わないんでしょうね。
あと、面倒の割には大きな効果が得られなかったり、他にも代替案がいくらでもあるといった理由もありますね。
あ、そうそう、僕の尊敬するランナーの一人、スコット・ジュレクもベジタリアン(ビーガン)でした。