今朝の気温は20℃を切り、いつものランニングコースでは、落ち葉がちらほらと舞いだして、風が心地よい季節になりました。すっかり夏の空気から冬の空気に入れ替わりつつあります。超汗っかきの私は相変わらず汗だくになりながら走っていますが・・・。
とことで、夏よりも冬の方が基礎代謝は高くなり、ダイエットに適した季節だということご存知でしょうか?夏は痩せやすく冬は太りやすいイメージを持つ人も多いと思いますが実は逆なんですよね。
夏より冬に基礎代謝が高くなる理由
人は常に体温を一定に保とうとする生き物です。これを恒常性と言います。ホメオスタシスとも言います。まぁ、言葉を覚える必要はありません。
日本人の平均体温は37℃と言われています。気温30℃の夏と8℃の冬では体温と気温の差は冬の方が大きくなります。体温を37℃に保つためには、夏よりも冬の方が体温を維持するために熱を産出しなければなりません。夏は逆に熱を産出する必要はなく、基礎代謝は逆に下がってしまいます。
ある研究によると、夏は平均よりも6%代謝が下がり冬は7%も代謝が上がるという報告があります。
したがって、寒い冬は体温を維持するために基礎代謝が高くなるわけです。
冬に太ってしまう人が多い理由
それでも夏に痩せて冬に太ってしまうイメージが強いのはなぜでしょうか?実際に冬に太ってしまう実例もたくさんあるんですよね。冬になると体重が増えてしまう張本人は僕なので、僕を例にとってご説明しましょう。
体を動かさなくなる
寒くなると体を動かすのが億劫になるのは僕だけではないと思います。寒い冬の早朝に布団から抜け出して走りに出るのは、本当に辛いんですよね。なので僕は冬になると運動量がガクンと落ちてしまいます。
たくさん食べてしまう
秋や冬は暑い夏に比べて食欲も旺盛になります。そして、本当に食べ物が美味しい季節です。寒くなり基礎代謝が高くなれば自然と高カロリーな食事を食べて脂肪を付けようとするのは動物の本能なのではないでしょうか?寒ければ熱い鍋物で体を暖めたくなるのは僕だけではないはずです。
秋冬はダイエットのチャンス
食欲の秋と言われるようにスポーツの秋でもあります。気温が低くなれば激しい運動を行っても熱中症や脱水症のリスクは小さくなります。
体を思う存分動かせる季節だからこそ、たくさんカロリーを消費してダイエットを成功させるチャンスです。
そして冬の寒さに負けない為には、筋トレで筋肉量を増やして、基礎代謝を上げやすい体質に改善することです。僕は今年から筋トレにも力を入れています。寒い冬に代謝を上げやすいよう体質を変えて、寒さに負けずランニングも継続しやすくなると考えたからです。
僕はこの秋からは運動量をできるだけ減らさずに、体重を維持するように頑張ります。