はじめに
2020年6月よりスキーのオフトレとしてインラインスキーを始めました。
前回の記事には、スキーで言うところのプルークターンのような滑りができるようになったと書きました。
今回は、その後の何度が練習して気が付いたことがあったのでその経過報告です。
内脚を外旋させる意識
インラインスケートの場合、スキーのように”ずらす”ような操作ができません。
よって、ターン中においては自動車のタイヤのように、左右のウィールを平行にして、さらに同じ角度で傾けた方が、スムーズで速いターン弧が描けるはずです。
この点はスキーと全く同じなのかなと思います。
前回、ランジターンの要素を取り入れると左右のウィールが平行になりスピードが出せるようになった、と書きました。
ただし、これだけだと左右のウィールの角度が平行にならない場合もあります。
スキーで言えば、X脚のような滑り方になってしまうことがあります。
なので、ここからもう一歩発展させて、ターン中の内脚を外旋させる意識を持つような練習をしています。
内脚の膝を外側に向けるので、ガニ股のような感覚がありますが、そのくらい大げさにしないと左右の脛が平行になりません。
この意識を持つと左右のウィールの角度が平行になり、ターンスピードが上がり、更にターン弧のコントロールも楽になってきました。
以上のような意識を持って滑る上で注意したいのは、やはり外足荷重を忘れないということです。
どうしても、内脚を意識するあまり内足に乗ってしまいがちになります。
そうなると内脚を上手にコントロールすることができません。
常に外足が軽くなってしまわないように注意を払う必要があります。
スキーに役立つ点
スキーとインラインスケートの違いはたくさんありますが、そのうちの1つとしてインラインスケートは両脚の操作を上手に行なう必要があるという点を強く感じています。
例えば、スキーの場合は外スキーだけの意識、つまり外足から次の外足といった意識だけでターンしても、それなりに滑れてしまいます。
でもインラインスケートではそれが通用しません。
前述したように、内脚のコントロールを上手に行う必要があります。
そう言った意味では、内スキーが上手く使えない人やX脚で悩んでいる人などには、良いトレーニングになるのではないかと思います。
おわりに
僕自身、お世辞にも内スキー操作が得意とは言えない方なので、今回の記事に書いた内容は来シーズンのスキーに活かしたいと思っています。
と言いますか、そろそろサマースキーが始まるので、平行して取り組んでいこうと思います。