スロージョギングを主軸に練習しない【ランニングフォーム改造作戦 その6】

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どうも、孤高のジェントルマンランナーことエノカツです。

今日、朝ランしていたらJKのランニング集団に出くわしました。

「若いっていいな~」と思いながら、暫く一緒に走ってしまいました。

鼻の下は伸びていなかったと思うのですが・・・

スロージョギングで左ふくらはぎが・・・

ところで、僕の練習の70%位はイージーランニングです。

残り20%~30%はペースランニングやインターバルなど強度の高いポイント練習。

気分が乗らない時には、偶に5キロとか10キロのスロージョギングで気分転換するのですが、秋冬シーズンでは練習の主軸ではありません。

不思議なことに、このスロージョグをやると古傷の左ふくらはぎ張ることが多いんですよね。

逆に、強度の高いポイント練習では、左ふくらはぎは何ともありません。

この状況、最近まで不思議に思っていたんですが、最近ようやく腑に落ちるようになりました。

速いペースのランニングの方が筋収縮が小さい!?

僕にとってのイージーランニングとは“走り終わった後に心地よい疲労感が残り、走ろうと思えばもっと走れる”という強度になります。

なので、イージーと言いながらも、そこそこのペースで走ります。

一方、スロージョグだと、“鼻だけで呼吸ができるほど楽な強度で、景色を楽しんだり、考え事ができるようなゆったりペース”になります。

イージーランニングとスロージョギングでは、ペースが違うという点以外に、ランニングフォームが大きく異なります。

ある程度速いペースのランニングでは、着地時の反動が大きく、その反動を利用して走ります。

よって、着地の時間は短くなり、筋収縮よりも筋肉の弾性力が大きな推進力になります。

スロージョギングでは、逆に着地時の反動は小さく、着地時間も長くなります。

一見、スロージョギングの方が、筋肉への負担が小さく思えますが、そうとも言い切れません。

スロージョギングでは、ペースが遅い分、小さなフォームになるため、股関節や膝の動きも小さくなります。

つまり、腸腰筋や太腿などの大きな筋肉よりも、ふくらはぎなどの小さな筋肉の収縮運動を利用して走ることになり、これが筋肉疲労を招くと言われています。

最後に

今年の夏はとても暑かったので、僕はスロージョギングをメインに走り込んでいました。

もしかしたら、この影響が出ているのかもしれません。

ちなみに、多くのアフリカ系ランナーを指導していたレナト・カノーヴァさんという名コーチは、同じような理由で遅いペースの練習をやらせなかったといいます。

僕達のような一般市民ランナーと、世界の一流ランナーのトレーニングを単純に比較することはできないかもしれませんが、通じるものはるのかもしれませんね。

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