スキーは内脚操作が重要です!

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先日、「外脚荷重、内脚荷重、両脚荷重!?結局何が正しいのか?」という記事の中で、僕自身は外脚100%荷重を意識しているとお伝えしました。

少し古い話しになりますが、SAJが内脚主導・外脚従動を提唱していた時代がありましたよね。 さすがに今では、当時のような主張をしている...

にもかかわらず、今回の記事は「内脚の操作は大事ですよ」といった内容です。

「え?舌の根も乾かないうちに!」

と思う方も多いかもしれませんが、内脚の操作というのは、内脚荷重とは意味合いが違います。

前回の記事には「僕の意識は常に外脚100%ですが、実際には内脚もかなり使っています」とお伝えしましたが、「内脚もかなり使っています」という部分が「あ~、あの事だよね!」と、お分かりの方は相当レベルの高いスキーヤーかと思います。

あの事というのは、“内脚をたたむ“という操作です。

内脚をたたむという操作は、主に高速ロングターンで滑る場合などで顕著に必要になります。

高速のロングターンでは下の画像やサムネイル画像の湯浅 直樹選手のように内傾角を深くして角付けを強める必要があります。そして、内脚がたたまれているのがお分かりになるかと思います(今回もSAJスキー教程の画像を拝借させていただきました)。

つまり、深い内傾角をつくるためには、内脚が邪魔にならないように“たたむ”という操作が伴うということになります(スキーヤーによっては“内脚を収納する“と表現する場合もありますが、操作としては全く同じです)。

さて、皆さんは上の画像を見て、外脚荷重、内脚荷重、それとも両脚荷重のどれが正解だと思います?

僕なら外脚荷重100%と答えますが、実際には内スキーも若干撓んでいるので内脚でも荷重している状態かと思います。

ですが、恐らくこの超絶上手いデモンストレーターの意識は100%外荷重で滑っているはずです。

外脚荷重だからこそ、内脚がフリーになり、“たたむ”という操作ができるわけです。

もし、内脚に積極的に荷重する意識を持つと、ちょっと大げさですが下の画像のような感じになりますよね。

内脚荷重だとある程度脚を突っ張って雪面に圧を伝える必要があるので、たたむという操作は難しくなります。

今回の記事でお伝えしたかったのは、内脚を使うということは内傾するために必要な“たたむ“という操作です。

そして、内脚をたたむためには、外脚荷重によって内脚をフリーにして操作できる状態にしなければならないということです。

もちろん、内脚をたたむ際には内スキーのアウトエッジに若干荷重されますが、それは外脚荷重のバランスの範囲内ということになります。

内脚荷重とは違うということなんですね。

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