インラインスケートはスキーのオフトレになるのか?【その5 オフトレのツールとして割り切る】

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ゴールデンウィークでスキーはシーズンアウトしました(もしかしたら月山に行くかもしれませんが)。

ということで、サマースキーが始まるまでのこの時期はインラインスケートでオフトレです。

早速、先日初滑りしてきたのですが、滑り方を全く忘れていて、ほぼ初心者に戻ってしまいました。

まだ体も心もスキーの感覚が強く残っているので、インラインスケートもスキーの動きで滑ろうとしてしまい、どうも先シーズンのようなインライン滑りができません。

ですが、これは狙い通りです。

先シーズンのインラインスケートでの問題点は、内脚での操作を意識するあまり内倒ローテーションというスキーにとっては嬉しくない動きになってしまい、スキーのオフトレとしては逆効果。

この悪循環を一旦リセットする必要があると思っていたんです。

そもそも僕はスキーでも内倒ローテーションという悪い癖がちょくちょく顔を出すので、数シーズンかけて正しい外向傾ができるようトレーニングを積んできました。

なので、スキーのオフトレとして取り入れたインラインスケートがそんな調子では意味がありません。

よって、今シーズンからは“インラインスケートが上手に滑れるようになる”なんていう考えは一切持たないようにして、あくまでも“正しい外向傾を身に着けるためのツール”として位置付けることにしました。

インライン初日から行った練習は、スキーと全く同じ外脚100%で乗る、外向傾姿勢です。

正しい外向傾姿勢は股関節の適切な運動によって可能になります。

このような意識でインラインスケートも取り組みました。

最初はかなり違和感がありましたが、何かを変えようとすれば違和感はつきものです。

寧ろ違和感が無ければ変化もありません。

練習を続けるうちに、股関節を動かして外向傾姿勢を取る感覚が出てきました。

それにともなってターン後半に内足側のウィールが地面から浮いてくる感じが時々ありました。

これは、ある程度正しい外向傾姿勢により外脚主体で操作ができてきている証拠です。

さらに外脚が次の内脚に切り替わるところまで重さを乗せいければ更にいいのですが、初日でそこまでは欲張りです。

ということで、スキーの滑り方に近い感覚は得られました。

今シーズンのインラインスケートでのオフトレは、こんな感じでやっていこうと思います。

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