スキー教程では重要視されていない!?【外向傾の重要性 第2回】

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前回の記事では外向傾を疎かにするとスキーが上達しなくなるよ!ということを書きました。

では、なぜ外向傾が大事なのかということを書こうかと思ったのですが、その前に外向傾って何なの?ということを書きたいと思います。

僕の中では外向傾はこういうもの、という考えがあるのですが、まずはスキー界を先導する立場にあるSAJのスキー教程から外向傾について調べてみたところ以下のように説明されています。

●スキー用語より

【外向傾姿勢】
外向と外傾を合わせて姿勢
くの字姿勢

【外向】
ターン中スキーの進行方向より外側に身体が向いていること

【外傾】
ターンポジション時に下肢の傾きに対し状態を外側に傾けること

【くの字姿勢】
ターン中にスキーが雪面から受ける抵抗に対してバランスを取る姿勢。その形がくの字姿勢に似ていることからこの名称がある。外向傾姿勢とも言う。

●パラレルターンの指導の展開 ①カービングの導入より

如何でしょうか?皆さんはこれだけで理解できますでしょうか?

しかし、200ページほどもあるスキー教程で外向傾を説明しているのはたったこれだけなんですよね。

SAJを批判するつもりはありませんが、これではスキー指導者の方々が、あまり外向傾を重要視しないのではないかと思うんですよね。

外向傾はスキーの土台となる基本的なことだと思うのですが・・・

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つづく

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