どうも、鈍足ランナーのエノカツです。
足が遅いのが悩みの、還暦間近なオッサンです。
さて、最近はもっぱら練習の中にウィンドスプリント(流しとも言う)を取り入れています。
そして、ウィンドスプリントがランニングフォームの改善に役立つことを痛切に感じています。
ということで、今日はウィンドスプリントをやったこと無い人のためにご紹介します。
ウィンドスプリントのやり方
ウィンドスプリントとは、短距離を風のように走ることです。
流しとも言われているので、全力ではありません。
僕は150~200メートルを80%程度の速さで6本くらい走りますが、特に距離が決まっているわけではありません。
でも長くても200mくらいでしょうかね。
あと、走る間、僕はジョグで繋ぎ、息を整えてからスタートします。
インターバル走ではないので、次に気持ちよく走れるために、回復してから走りましょう。
ウィンドスプリントの効果と目的
ウィンドスプリントは短距離走です。
ウィンドスプリントを普段のランニングに取り入れることによって、速いピッチと大きなストライドを体に覚え込ませることができます。
また、レース直前に、練習量を落としつつ体に刺激を入れるためにウィンドスプリントをやる人も多いです。
なので、前述しましたように疲労困憊になる程走る必要はありません。
重要なのは、速いピッチと大きなストライドを身に付けることです。
したがって、体力向上というよりも神経系や感覚的な部分を向上させるためのトレーニングといったほうがいいでしょう。
ウィンドスプリントを行うタイミングや頻度
僕は“ポイント練習→ジョグ→ポイント練習→ジョグ”というサイクルで練習しています。
ポイント練習の翌日はジョグで疲労を抜いて、その次はまたポイント練習といった繰り返しです。
このサイクルの中で、ウィンドスプリントをジョグの途中で行っています。
例えば、20分のジョグで体を温めた後に、ウィンドスプリントを6本やって(疲れ具合によって本数を減らすこともあります)、その後20分のジョグ、という感じです。
※ウィンドスプリントは十分なウォーミングアップ後に行いましょう。
ジョグのリラックスした走り方に体が慣れてしまわないためにウィンドスプリントをやるというのもあります。
レースシーズンなら、週4~3回程度、オフシーズンなどレースが無い時には、週1回程度ウィンドスプリントを行っています。
ウィンドスプリントを行う上で意識していること
僕がウィンドスプリントを行う目的は、前述したように速いピッチと大きなストライドを体に覚え込ませることです。
なので、ランニングフォームをどう改善すれば速く走れるかを常に意識しています。
そしてウィンドスプリントを行うことによってフォーム改善のヒントを見つけることもあります。
ウィンドスプリントが必要なランナーは?
レースで少しでもタイムを短縮したいランナーというシリアスランナーはやった方が良いと思います。
効果が出るはずです。
もちろん、インターバル走やペース走などのポイント練習を取り入れた上での話しです。
一方で、最近ランニングを始めたばかりのランナーにお勧めできません。
短距離走は体に大きな負荷がかかりますから怪我のもとです。
最後に
僕は最近まで短距離走と長距離走は全く違う種目なので、ウィンドスプリントのような短距離走をやっても何の為にもならないと思い込んでいました。
しかし、実際にやってみると、短距離走であっても力だけでは速く走ることはできませんでした。
少しランニングフォームを変えただけで、タイムが出たり出なかったりします。
なので“効率的に地面に力を伝えるランニングフォームが重要”だという点では長距離も短距離も全く同じたと思います。