誰にでも起こりうる座り過ぎは寿命を縮めるという恐怖を解決する方法

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どうも、健康推進委員長のエノカツです。

最近、テレビ、ネット、雑誌、さらには友人や知人との会話で「座り過ぎは寿命を縮めるぞ」という話題を度々耳にするようになった。

そういえば、僕が尊敬するトレイルランナー スコット・ジュレクの著書EAT&RUNでも同じことを語っている。

確かに、座った状態ってのは、簡単に言えば運動していない状態だから、毎日続けていると“運動不足=不健康”という図式が成り立ちそうだが、それ程深刻だったとは・・・

デスクワークが仕事の人は基本アウト?

では、座り過ぎの人は、どれだけ不健康なのだろうか?

既にアメリカでは研究結果が報告されていて、肥満糖尿病高血圧心筋梗塞脳梗塞がん、などのリスクが高まるのだという。

もちろん、これらの病気のリスクも高まれば、同時に死亡リスクも高まると言うわけだ。

また、座る時間によっても死亡リスクは変わってくるらしい。

一日に座る時間が3時間未満の人と比べて6時間以上の人は19%死亡リスクが上がるとか、4時間未満の人に比べて8~11時間の人は15%11時間以上の人は40%もが死亡リスクが上がるなんていう話しがでてきた。

僕の知り合いの中には、1日11時間以上座って仕事をする人なんてゴロゴロいる。

そもそも、1日の労働時間は最低でも8時間くらいだから、残業しなかったとしても、座り仕事の人は基本アウトということになる。

座り過ぎがなぜ不健康になるのか?

実は、正確な原因は究明されていないらしい。

一説には、座った状態は下半身が活動停止している状態にあり、血流の阻害代謝の低下などにより、病気につながる様々な悪影響を及ぼしている可能性を指摘する声がある。

確かに人間の筋肉の大部分は太腿などの下半身に集中しているため、下半身が活動しなければ、全身を流れる血流は滞ってしまう。

僕もこの記事を書きながら、座った状態と立った状態で心拍数を比べてみたら、立っているだけで5泊も高くなった。

つまり立っているだけでも、太ももやふくらはぎに筋肉は使っていて、そのために心臓も活発に動き出すのだ。

ましてや、座る姿勢というのは、お尻は圧迫され、股関節や膝は下り曲げられるわけだから、血流も阻害される。

こんな状況が1日に8時間以上、そして生涯40年近くも続くわけだから、健康に悪いのは当たり前なのかもしれない。

素人の僕にでも、容易に想像できる。

そう言えば、似たような話しでエコノミークラス症候群なんていう病気が巷を賑わせた時があったが、狭い椅子に長時間座った結果、血行不良により血栓ができ、最悪は死亡するというアレ。

やはり、座るって健康に悪いのか?

1日30分程度の運動では相殺できない!?

この記事を読みながら「毎日運動をしているから、長時間の座り仕事をしても大丈夫」なんて思っている人もいるだろう。

実は僕もその一人だ。

しかし、ある研究機関によると、1日30分程度のウォーキングやジョギングを週5日行っても相殺できない、というのだ。

これも衝撃的な話し。

じゃ、どの位運動すれば相殺できるんですか?と問いたいところではあるが、明確な答えは見つからなかった。

やはり、人間は長時間座るようにつくられていないのだ。

30分に1回は立って休憩することである程度改善される

とは言え、座り仕事がメインの僕達にも、解決の糸口はあるらしい。

30分に1回ほど簡単な休憩?つまり、立ちあがって数分軽い運動をするだけで、改善されるらしい。

例えば、

  • トイレ休憩
  • コピーしたり、プリントした資料を摂りに行く
  • 飲みものを取りに行く

など普通に席を立つことはある。

しかし、こんなこと一日中30分に1度なんて頻度では発生しない。

なので、

  • 立ちあがって背伸びや深呼吸をする

くらいは、上司の目を盗んででも、できそうだ。

しかし、電話が鳴りっぱなしのコールセンターや、工場のラインなどでは、状況が許さない場合もあるだろう。

いずれにしても、社会や会社が理解を示し、何らかの対策を講じる必要がありそうだ。

スタンディングディスクが欲しいのだ!

僕は、仕事のほとんどはパソコン作業の座り仕事なので、他人事ではない。

だが、幸いにして会社を経営しているので、好きなようにできる。

なので、立った状態で仕事ができるスタンディングディスクの購入をかなり前向きに検討している。

そもそも、立って仕事をすれば、30分おきに席を立って・・・なんて面倒なことをしなくてもいい。

そして、疲れた時に少しだけ椅子に座ればいい。

そうすれば、健康になれるはずだ。

で、今とっても気になっているのがこれ。

従来の机の上に置いて、高さを調整すれば立った状態で仕事ができる優れモノ。

今使っている机を処分する必要も無いし、もし座って仕事をしたい時には、高さを低く調整すればいいのだ。

う~ん、今、思わずポチしてしまいそうになったぞ。

もし、晴れて購入した暁には、是非レポートしたいと思う。

最後に

こんな記事を書いておいて、こんなことを言うのも何なのだが、僕はサラリーマン時代から30分以上もじっと座って仕事をするのが無理な性分だった。

何かと理由をつけて席を立って、フラフラと社内(場合によっては社外)を散策するのが癖であった。

恐らく、この癖は今も変わらないので、今も昔も前述したスタンディングディスクは必要無いのかもしれない。

だが、やはり欲しい、立って仕事をしてみたいのだ!

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