先日僕の知人のY氏が腰痛を患って1カ月以上も間完治せずに苦しんでいる、という話しを聞き、以下のようなアドバイスをしました。
Y氏のプロフィール
Y氏は40代後半の自営業。仕事は一日中デスクワークがほとんどで、休みの日は山登りやウインタースポーツを楽しんだり、普段からジョギングなどを行い体力や健康維持に努めていそうなんですね。
なので、腰痛とは無縁と思えるのですが、1年に1回は必ず急性の腰痛に襲われて、病院で診てもらってもレントゲンを撮って、湿布やコルセットを処方してもらうばかりなんだそうです。
腰痛の8割は原因不明
実は骨折や椎間板ヘルニア等は別にして、腰痛というのは原因が特定できないものがほとんどで、単なる運動不足による筋肉の凝りとして診断され、治るまでの間安静にしているしかないといった具合なんですよね。
デスクワークの人ほど腰痛になりやすい
ジョギングやスポーツが習慣化されている人であっても、腰痛になってしまうケースはよくあることで、特にY氏のように一日中椅子に座って仕事をする人が腰痛になりやすいという傾向があるようなんですね。
先日ブログに書いたのですが、30分に1回程度でいいので、椅子から立ち上がって腰を前後左右にグルグル回す“腰痛体操”を20秒程度行うだけで、予防になったりします。とにかく何時間も同じ姿勢で過ごすことの無いよう努めることが大事という訳なんですね。
アルコールは腰痛回復を遅らせる
Y氏は僕と同じく大のお酒好きなんだそうです。しかも腰痛を患っている間も、お酒はいつもと変わらず飲んでいたそうです。
アルコールは疲労回復を遅らせることは、当ブログでも何度も書いています。腰痛も筋肉の疲労が蓄積したようなものなので、やはりアルコール摂取によって腰痛が治りにくくなるのは十分考えられますからね。
また、連日のアルコール摂取は筋肉の疲労が蓄積されて、腰痛を引き起こしやすくなるとも言えるんですね。せめて、腰痛を患った時くらいはお酒を控えて、回復に努めたいものですね。
安静にしすぎるのも腰痛が治りにくい
Y氏は、腰痛の間はいつもの運動は全くせずに、できる範囲のデスクワークを行い、とにかく安静に過ごしていたそうです。
もちろん、痛みを我慢して動くのは逆効果ですが、ある程度痛みが治まってきたら、痛くない範囲で運動を行った方が、治りが早いと言われています。つまり、安静にしすぎて動かない時間が長く続くと、腰回りの筋肉が固まってしまうのが良くないんですよね。
僕は、腰痛になっても痛みが出ない範囲で軽いランニングやストレッチを行なって、腰回り筋肉が固まらないように努めてします。あと、腰に負担のかからないエアロバイクや水泳などもおススメです。
痛みがひどい場合はどうする?
腰痛だからといって、寝たきりで休むことができない場合もありますよね。そんな場合は湿布などの対処療法で痛みを和らげるしかありません。
僕がよく使うのはこれですね。
あとは鎮痛剤を飲むのも有効です。僕は色々試したんですが、やはりこれが一番効くようです。
最後に
ということで、Y氏に以上のようなアドバイスをしたのですが、早速腰痛体操を取り入れて、アルコールを控えたところ、休息に回復に向かっているとの嬉しい報告をいただきました。