先日久しぶりに僕の友人のN氏に再会したんですが、暫らく合わない間に禁煙してしまったとのことで、少しびっくり。
とにかくN氏はヘビースモーカー(僕から言わせると)だったので、予想外の展開。
N氏に禁煙の理由を聞いたところ、「たばこを吸う必然性というか理由が無くなったので・・・」という感じで具体的な話しを聞くことはできませんでした。
ですが、同じく過去に喫煙の経歴を持つ僕からしてみると、N氏の心境がなんとなく理解できるような気がするんですね。
強いニコチン依存症に打ち勝つための心のあり方とは
喫煙が習慣化されると、麻薬に匹敵する程の強いニコチン依存症になります。これはある種の病気のようなもので、喫煙経験の無い人にとってはなかなか理解できないことなんですよね。
なので、このニコチン依存症が簡単にたばこをやめられない大きな壁になるんですね。
このニコチン依存症に打ち勝つためには、強い精神力が必要になるのですが、その強い精神力を生み出すための原動力になるものが必要となります。
先日、僕はこのような記事を書きました。
僕のケースでは、依存症に打ち勝つための強い精神力は「たばこに依存して生きていく自分が許せなかった」という自虐的な理由だったんですが、この理由は人によって異なるのは当然です。
心が満たされれば依存症に打ち勝つことがでる?
僕がN氏の言動から感じたのは「心が満たされたからたばこは不要になった」からなのだと思ったんですね。残念ながら何で心が満たされたのかを知ることはできませんでしたが、N氏と会話をしていて、以前とは違って彼がとても幸せそうに感じたんですよね。
たばこが辞めたくてもやめられない理由として、心が満たされないから、たばこで穴埋めする、という喫煙者にとっての理屈があるのも理解できます。とは言え、たばこを吸ったからと言って、本当は決して心が満たされる訳ではないんですね。
実はこれが大きな落とし穴。たばこをやめた方が心を満たしてくれるんです。これはたばこをやめて初めて分かることなんですよね。
最後に
とは言え、ニコチン依存症に打ち勝つための強い精神力をどうやってつくりだすのか?結局これが最も厄介な問題点ではないかと思います。僕は専門家でも何でもないので、的確なアドバイスはできないのですが、逃げることなくきちんと自分に向き合うことが大事なのではないかと思う今日この頃でございます。