禁煙してまもなく5年になります。禁煙と同時にランニングを始め、今では1日平均20キロ近く走り、年に数回出場するトレイルランニングのレースでは、全て完走できるようにもなりました。
喫煙すると様々な病気のリスクが高まるのと同時に心肺機能も著しく低下すると言われています。さて、こんな僕の肺はどれだけ元に戻ったのでしょうか?
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喫煙で黒くなった肺が喫煙前のピンク色の肺に戻るのか?
喫煙で黒くなった肺は禁煙して5年で元に戻るとか、一度黒くなった肺は禁煙しても一生元に戻ることは無いとか、諸説あってハッキリしません。まぁ、これは実際に胸を開いて肺の色がどうなっているのか、確かめるしかないでしょう。
ただし、喫煙による病気になるリスクはかなり改善される
例え肺の色が元に戻らなくても、タバコによる病気のリスクはかなり改善されると言われています。
過去にこんな記事を書いていますのでよろしければ読んでみてください。
病気に関しては、禁煙5年後には肺がんで死亡する確率が半減し、10年でその他のがん等にかかる確率が大幅に減少すると言われています。
禁煙+ジョギングで早く効果的に浄化される
喫煙によるリスクは肺がんだけではありません。喫煙によって体内に様々な有害物質が入り蓄積されることによって、心臓、血管、気管支なども悪影響を及ぼします。また、細胞の老化を促進し、疲れやすい体質にもなり、喫煙による影響は多岐に及ぶと言われています。
禁煙を行うことで、長い時間をかけて禁煙リスクを改善することはできますが、有酸素運動を加えることで、早期に浄化させることができます。有酸素運動と言えばジョギングやランニングが最も手軽な方法ですが、水泳や自転車でも有酸素運動であれば同様の効果が得られます。
僕は禁煙と同時に有酸素運動として軽いスロージョギングを始めました。。
スロージョギングによって、肺、心臓、血管の働きを活性化させることで、心肺機能や筋力が著しく回復させることができます。最初は500メートルしか走れなかったのが、半年後には20キロを走り、1年後には30キロのトレイルランニングのレースに出場し完走することができました。
毎年冬になると2回も3回も風邪を引いていた僕が、禁煙した年の冬から全く引かなくなり、健康診断で悪い結果しか出なかったものが、全て正常に戻ったのです。
恐らく、禁煙と同時に有酸素運動を始めなければ、ここまで顕著にそして早く健康を取り戻すことは無かったでしょう。
ジョギングを行うことで再び喫煙することを抑制する
禁煙にジョギングなどの有酸素運動取り入れるもう一つのメリットは、禁煙に失敗して再びタバコを吸い始めるリスクが圧倒的に減る点にあります。
僕の経験ではジョギングを行うことによって、タバコを吸いたくなる離脱症状や気持ちを、大幅に和らげてくれました。走っている最中にタバコを吸いたくなることは全くありませんし、タバコに関することは意識の中から消し去ってくれるのです。
また、走る距離やタイムなど目標を持って取り組むことにより、再びタバコを吸おうという気持ちも湧いてこなくなります。
最後に
僕自身、ジョギングを始めなかったら、禁煙に成功したかどうか確信は持てません。事実、それまでに何度も禁煙に失敗してきたからです。
これから禁煙に取り組もうという方は、是非ジョギングなどの有酸素運動を始めることをおススメします。